悠冴紀
2015年10月10日
横浜小旅行のメインディッシュ、八景島シーパラダイス の日記です。
訪れたのは2015年9月7日。
まず、シーパラは他の普通の水族館とは違い、だだっ広~い敷地の半分近くが遊園地になっていて、色んなアトラクション込みの料金設定なので、けっこうな額の入場料を取られます f^_^; 私たちが行った時点で、5050円でした。乗り物系にも興味のある若者たちや子供連れの家族などにはいいんですが、私のように水族館だけが目当ての来場者には、ちと……いや、かなり割高かなと感じました(;一_一)
でもまあ、今回は交通費から入場料まで全面的に旦那の驕りなので、こんな機会でもなければ行かなかったかもしれないスポット、ということで、存分に楽しませていただきやした(笑)
毎度ながら、いかにも私らしく、
他の生き物たちには殆ど目もくれずに、ひたすらサメを探しての水族館巡り♪♪ f^_^;
そして第一目的をしっかりと果たして参りましたよ~( ̄ー+ ̄)♪
今回の第一目的とは、水族館で拝める大物鮫の代表、シロワニ殿の御姿を拝むことです!!
シロワニは須磨にも鳥羽にもいるのですが、彼等には一つ「ここが惜しい(>_<)!」と思う点がありました。それはシロワニ特有の 岩陰の擬態みたいな模様が、殆ど見えなかった点です。須磨や鳥羽のシロワニは体色が暗いので、模様があってもコントラストに欠け、一見すると真っ黒に見えてしまうのです(T_T) 「一度でいいから、例の模様がはっきりと出ている色白のシロワニを観たい!!」というのが、私の大きな目標になっていました。
そしてご覧の通り、念願叶って今回ようやく、
「これぞシロワニ!!」という御姿を拝むことができました(≧▽≦)!!▼
色白とまでは言わないまでも、須磨や鳥羽のシロワニよりは体色が薄いので、側面の模様が綺麗に出ていました☆彡 しかもここには、1匹ならず3匹もシロワニがいるんです!! なんと贅沢な光景でしょう!!! イワシのトルネードの中を、3匹のシロワニが、貫禄のある大きな身体でゆったり悠然と泳いでいく様は、壮観でしたよ!!✨
もちろん、シロワニ以外にも色んなサメがいましたよ。ドチザメ、ネムリブカ、トラフザメ等々。。。
でも今回事前にどんな種類のサメがいるのか調べて、一番気になっていたのは、こちらの水槽のサメたちです▼
たぶん上がアカシュモクザメで、下はスミツキザメ。
スミツキザメって、お目にかかるの初めてなんですよ!!
これまで私が訪れたどの水族館にもいなかった種です!
しかーしっ。。。
ここの水槽は何故だか やたら暗くて、顔のディテールが全っ然見えず、シルエットしかわかりませんでした(泣) 誰かがハナザメもいるとか言っていたような憶えがあるんですが、それも私目線には確認できず……(汗) とにかくこれでもかというほど真っ暗でした(T_T) いつもこんなに暗いんでしょうか??? 外はまだ明るい昼間だったというのに、日差しとは無縁の水槽でしたw
水族館の皆さま、いくら何でも、
も少し明るくしてもらわないと、肝心の魚の顔が見えませんよ~www
サメを不気味な存在として表現したかったのか、それなりにムードはあったけれど、ちょっと残念。。。
もっとちゃんとスミツキちゃんの姿を見たかったです、ハイ(T_T)
バカでっかいテーマパークだけあって、ジンベイザメ▲もいましたよ☆彡 ただし、この水槽、実は上がアクアスタジアムになっていて、このジンベエの頭上で大音量の音楽を流しながら、イルカやらアシカやらペリカンやらが日々パフォーマンスを繰り広げているんですw
一見お構いなしに悠々と泳いでいるように見えても、サメは感覚の鋭い敏感な生き物。けっこうなストレスを感じているのではないだろうかと、心配になりました(ーー;) 何しろ、イルカのパフォーマンスなんかは、かなり躍動感のある豪快なアクロバットですから、潜水した際にジンベイとぶつからないのが不思議なくらいです。イルカの運動神経が抜群なおかげで、そういうミスは起こらないのだとしても、水中では相当な振動が伝わっているはず。。。
うーむむむ……。
やはり巨大なジンベイを収容する場所が、スタジアムの下ぐらいしかなかったのでしょうか??? ジンベイ用に更にもう一つこれぐらいのサイズのプールだか水槽だかを造るには、予算が厳しすぎたのかもしれませんねw
それにしても、なんて雑な扱いでせうwww
騒々しい環境に負けず、長生きしてくれることを切に願います(>_<)
ところで、お腹しか写っていない上の画像のサメ▲は、前々から私が飼いたいと思っていた美形の小型鮫、ホシザメです。ここはシロワニやジンベイのいる本館とは異なる離れの建物で、ドルフィン・ファンタジーという別館にある円柱水槽です。
ホシザメは、背中側の白い斑点模様が何よりもの目立った特徴なんですが、残念ながらこの通り、ここの円柱水槽の展示では、高~いところを泳ぐ彼等を下からしか見られないため、無地で真っ白なお腹側しか見られません(泣) これでは、一見何鮫だかわかりませんよね?w
シロワニのいる水槽のように、高い位置からも見られる造りだと良かったんですけどねーw ここの主役はあくまでイワシの群れであって、ホッシーはついでに投入された脇役にすぎない、ということでしょうか???www 建物全体の名前からしても、一番の主役は、この円柱水槽の手前にあるチューブ水槽のイルカたち。わざわざホシザメを見るのを楽しみに訪れる物好きは、私ぐらいなのかもしれませんね(;一_一)
またまた、うーむむむ。。。
サメ好きの私目線には、何かと展示の仕方に疑問を覚え、唸り声をあげたくなるアクアリウムだなぁと思いました、ここ八景島シーパラダイスはw 巨大、広大な場ではあるけれど、見せ方がちょっと……ねA^_^;
そうそう、
今回は予期せずして、非常~~~に貴重なサメ体験もできました!!!
なななんと、深海のアイドル(?)、ミツクリザメにタッチできたんです!!
もちろん、生きたミツクリザメに会えるほどの幸運はなかなかありませんから、今回もご覧のように▲絶命後の対面だったのですが、単に見るだけではなく、触らせてもらえるとは予想外の幸運でした!! シーパラでは、ちょうど今年の夏から『深海リウム』という新しいエリアを設け、深海生物の展示に力を入れている時期だったので、タイミングが良かったんでしょうね~♪♪
で、そのミツクリザメの感触はというと……、
ツルッ、カチーン! という感じで、他のサメのようなザラザラした手触りではありませんでした。
まあ、それもそのはず。深海の圧力に対応できる柔らかい身体を持つミツクリちゃんを、冷凍保存していたわけですから、氷を撫でるようなものです、ハイ(笑)
実際の生きたミツクリザメの感触はわからずじまいだったわけですが、サメが好きすぎる私には、この際そんなことは問題ではありません!! タッチさせてもらえた、というだけで充分すぎるほど貴重な体験で、内心舞い上がってしまいました(≧▽≦)!!
若い個体なので、思ったより小さかったです。
そして、どこか哀しげな眼差しにも見えました。
このミツクリちゃんに触るため、大勢の人たちが行列を成していて、私も並んで順番待ちしていたのですが、それがどことなく、葬儀の参列者のように見えてしまって、さながらミツクリちゃんのための鎮魂の儀式のような しめやかな気分で、その亡骸にそっと手を触れてきました。「人間のせいで釣り上げられちまって、ゴメンよ~(>_<)!!」と言いたかったです、ハイ(T_T)
ミツクリちゃんよ、安らかに。。。(ToT)/~~~
あ、私はサメ好きなので、ここまでのところサメの話ばかりしてきましたが、もちろん他にも色んな生き物がいますよ。フォトアルバムを見ていただければわかりますが、北極グマやペンギンやアシカなど、魚以外の生き物も豊富に揃っていました。でもシーパラで一番際立っている特長というと、水中ショーのレベルの高さではないかと私は思います。
須磨や京都の水中ショーは、一種類のイルカだけで行われますが、ここシーパラでは、白イルカやカマイルカを主役としつつ、合間合間でゲスト出演的にペリカンやアシカやペンギンなども出てきて、盛りだくさんなパフォーマンスを展開してくれます。しかもここのイルカのジャンプの高さときたら、目を疑うようなレベルです\(◎o◎)/
そんな贅沢でダナミックなパフォーマンスの一部を動画に撮ってきましたので、是非ご覧ください▼
いかがですか~?
撮影することに夢中になりすぎて、カメラ越しにばかり見ていると、生の感動が薄れてしまいがちなので、ショーのハイライトと言える部分は、今回あえて殆ど撮っていませんm(_ _)m カメラに気を取られるのが勿体ないほど、本当にスゴいショーだったもので…✨
気になる方は、どうぞその眼で観て来てくださいネ 👀 こういう水中ショーの難易度の高さを重要視するタイプの人には、かなりオススメですよ、シーパラは(^_-)-☆
とは言え、パフォーマンスがあんまり優秀すぎると、私のような野生児上がりは、ついつい「ここの動物たちは、よっぽどハードな訓練を受けて、人間の目を満足させるためだけに日々努力させられているんだろうなぁ……汗」と、同情めいた目線を向けてしまうんですけどね A^_^; 当の彼等にとって、何の得があるだろう、と。。。
(↑その点、京都水族館は安心感がありますよ。「あそこのイルカ・ショーはショボイ!」とか言っている人も少なくないようですが、動物に無理強いをせず、彼等の日々のコンディションや気分に任せて、手放しにパフォーマンスをしてもらっている感じが、自由で自然でノンビリしていて、本来通りの姿で癒してくれている気がします☆彡 その証拠に、京水のイルカたちは、ショーが終わった後にこそ、誰に指示されるでもなく自発的に飛んだり跳ねたりして、実に楽しそうにプチ・アクロバットを披露してくれます♪ ショーの後でぐったりしていたら、こっちも申し訳ない気分になるとこですけどね A^_^;))
それでは最後に、珍しい白イルカの画像でこの日記の締めくくりといたしましょう▼
間近に見ると、実に美しくて神秘的な存在でしたよ☆彡