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アクアワールド大洗~④深海鮫篇

悠冴紀

アブラノツノザメ???

アクアワールド大洗レポート第四弾は、深海鮫を中心とした来館記です☆彡

まずはフトツノザメとアブラノツノザメが見られる水槽からご紹介。

……なんですが、実は私めには、どっちがフトツノでどっちがアブラだか、全っっく区別が付きませんw m(_ _)m

何しろ、どちらも同じツノザメ目ツノザメ科。臀ビレがないのも、二つの背ビレの付け根に棘があるのも同じです。

事前にアクアワールド大洗のHPでチェックしたときには、「ふむふむ、体にはっきりとした白い斑点が見られるのがアブラノツノザメで、ない方がフトツノザメだな。これは実にわかりやすい ♬ きっと私でも一目に見分けられるだろう ♬」なんて思っていたんですが、いざ来てみると、深海生物用に照明を控えめにした暗~~~い水槽の中、兄妹姉妹のようにそっくりなシルエットをした子たちが、似たようなトロい泳ぎでフラフラと視界を横切るばかり w 白い斑点なんて、皆ないんだけど!???(◎_◎;)と思うような黒い影と化しているではありませんか! Σ( ̄ロ ̄lll)

一体どうやって見分けるんだー!???? 😱

フトツノザメ???

とりあえず、この日記に載せている一番上の画像は、辛うじてポツポツと白い斑点が窺える(ような気がする:笑)ので、たぶんアブラノツノザメでしょう。語源かどうかは謎ですが、私目線にはフトツノザメの方が体が野太い気がするので、シルエットとしてはフトツノっぽいんですけどねw ここの二枚目の画像▲の方が、全体像としてはスラッとしていてアブラノツノザメっぽいんですが、一枚目とはどうも違う種のような気がするので、一枚目をアブラとするなら こっちはフトツノしかないだろう、ということで、画像には一応「フトツノザメ」と表示されるようにしています。でもいずれも定かではないので、後ろに「???」とつけてます m(_ _)m どなたが専門家の方が同定してくれると助かるんですけどねー 💦 私のこの不鮮明写真だけでは、たぶんそれさえも難しいでしょうw

うーん。

メジロ系も区別がややこしいけど、深海鮫も難解だなぁ 💦

まだまだ修行が足りません σ(ー ー;)

── けど、実は私、この水槽がけっこう気に入ってしまって、

来館する度、ハナザメの大水槽やシロワニ水槽と同じくらい長時間この水槽に張り付いていました☆彡

深海鮫は目がクリッと大きくてチャーミングですからねー 💘 特にこの子たちは、口許も面白い形をしていて、何やら漫画に描いたような顔だちに見えます。ちょっと抜けた感じのそんな深海鮫たちが、緩~い泳ぎでフラフラと彷徨う様は、見ていて飽きない愛らしさ☆彡

どっちも可愛いから、もうアブラでもフトツノでも構いません!!(笑)

ちなみに、アブラノツノザメの方は、

煮ても固まらない脂の載ったサメ、ということで、食用魚としての需要が高いようですね。

もちろん、私は食べたことないですがw (← 練り製品に入っているのを、知らずに食べてきた可能性ならあるけど。)

フトツノザメ&アブラノツノザメともに、背中の棘には弱い毒があるので、母鮫のお腹の中にいる間は、

その毒針で母体を傷つけないよう 軟骨性の保護膜のようなもので包まれているのだそうな。

身を護るすべが 身内を傷つける凶器と化してしまわないよう、鮫たちも色々工夫が必要なのですね。

ではここいらで一つ、

この深海水槽を動画でご覧いただきましょうか ♪

私の撮ってきたものなので、例によって不鮮明な映像ですが (。-人-。)、

漫画チックなこの子たちの可愛さは、それなりに伝わるのではないでしょうか?▼

いかがでしたか ~?

撮ってきた映像の殆どが真っ黒な失敗映像で、明るさ補正をしても救いようのない状態だったので、

私にしてはずいぶん短い動画になってしまいましたが m(_ _)m、彼等の動いている様子を少しでも

お見せできれば…と思って、UPさせていただきました。ちゃんと顔を拝んでみたい!と思われた方は、

どうぞ大洗へ行ってみてください (。-人-。)

深海生物の展示は、どうしてもこういう暗~い水槽になりますので、間近に行って肉眼で見るのが一番です。

そうそう。

暗~い深海鮫展示と言えば、

最強に見づらい真っ暗水槽が、こちらの水槽でした (-_-;)▼

イモリザメのパネル説明
イモリザメ??? & 奥にノコギリザメ

フトツノ? or アブラ???
 

そう。イモリザメの水槽です!!(右下の画像だけ先ほどのツノザメ系のオマケ画像ですが m(_ _)m)

水族館でこのイモちゃんが見られるのは、たぶんアクアワールド大洗だけだと思います。

かなり飼育の難しい種らしく、水族館の方でも、なんとか長生きしてもらおうと必死なのか、

なるべく深海に近い状況で育てられるよう、ギリギリまで暗くして照明を抑えてあります。

なので当然、中に何がいるのだかいないのだか、かなり見づらいですwww

同じ水槽にノコギリザメもいて、ノコちゃんを生で見るのが初めてな私は、そちらの展示もかなり楽しみにしていたのですが、そこにいること自体最初は気づかなかったほどですw 更に、ニホンヤモリザメやクラカケザメも同居しているのですが、どちらもヒョロ長くて似たような模様がうっすらとあり、私目線には、この暗すぎる水槽内でこの二種を区別することができませんでした ( ノД`)シクシク… 微妙~な模様の違いが、全然見えないwww

でもまあ、仕方ありませんねー。

他ならぬ彼等暗闇の住人たちを保護するためですから。

ここも、写真や映像は諦めて(㊟言うまでもなく、フラッシュ厳禁ですよ、皆さん!!)、

肉眼で目を凝らしてじっくり観てくるほかありません。

そんなわけで、記憶のキャンバスにのみ、しかと焼き付けてきました。

肉眼でもかなり見えにくい暗~い水槽を泳ぐ、フトツノザメたちより大きな目をした可愛らしいイモちゃんの姿を 💖

ホホジロ♂の剥製

さすがは日本一の鮫水族館!ってことで、

剥製や標本など、学習コーナーの展示も充実していましたよ (^_-)

生体展示のみならず、あっちもこっちも鮫、鮫、鮫!!!

まさにパラダイスです (⋈◍>◡<◍)。✧♡

学習コーナーのイラスト
学習コーナーのパネル
ウバザメの剥製 正面から撮ったファニーフェイス(笑)


 

鮫ファンとして更に嬉しかったのは、

館内に鮫グッズ専門のショップがあって、なんとその店名が鮫のギリシャ名「ガレオス」であることです!!

鮫というと、水族館でさえ何かと日陰者扱いされがちなので、ここまで堂々と鮫を前面に推してくれるスポットは、本当に貴重でありがたいですねー (*^-^*)

その「ガレオス」で、私が財布の許す限界まで鮫グッズを買って買って買いまくったことは、言うまでもない(笑)

おかげでしばらく節制しなくては。。。 金欠ぢゃっ!!!((+_+)) 💸

ド迫力のウバザメ剥製 側面から

※ 私が独自に作成した鮫ギャラリーはこちら▼

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