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2022年11月刊行の詩集、『この歪な世界の最果てに』の案内ページです。

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 悠冴紀の全出版作が掲載された
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 内容紹介 

言葉は清流、ときに疾風。言葉は羊水、ときに刃物。
社会派ミステリー小説PHASEシリーズの著者、作家の悠冴紀が幼少期から書き溜めてきた詩作品の数々を、2022年11月時点で編纂した詩集。

時間、宇宙、芸術、哲学、自然、動物、人間、人生、生と死、愛、友情、社会、国家、戦争など、様々なテーマを掘り下げた魂の暴露で、読み手を究極のカタルシスへといざなう。

 試し読み 

 『答 え』 

答えなど
はじめからどこにも存在しない

誰かの導き出した明確な答えは
他の誰かにとっての問いとなる

私にも誰にも
答えようがない

 

その時どきに見出す小刻みの持論なら
すでに幾度となく言葉にしてきた

 

年月を経て
それら全てが問いに帰する

 

だから朽ちない
循環により生を得る

終局を迎え 落ちた木の葉は
残像だけをおいて土にかえる

土を踏みしめる誰かが樹を見上げるとき
そこには また新たなる木の葉……

 『霧は白く』 

謎を恐れ
混沌を疎み
一元論の結論に方舟を見る人々

 

悟りと信じて瞳を閉ざし
目覚めと信じて眠りに落ちる
意識の雲に覆われて

 

私の証言は呑まれていく
白く仄冷たい霧の中へ

 

私は一体何人

友を失えばいい

 

迷い込んでいく
かつての友が
一人 また一人
意識の雲に囚われて

 

赤と緑と青の記憶
幼き日には見えていた数多の景色
友たちの瞳に
今はもう映らない……

本書刊行後の最新の詩作品は、noteに投稿していきます。なお、note上の記事では、本作では割愛した関連エピソードや、詩作品にお題を得たエッセイのような文章もご覧いただけます。