シロワニの鮫ぐるみ
- 悠冴紀
- 2014年7月15日
- 読了時間: 6分

今回ご紹介する鮫グッズは、海洋生物系のグッズを数多く世に放っている
カロラータの商品の一つで、アルビノのように白くて美しい鮫ぐるみです ✨ 実は、これまでに私が狂ったように買い漁ってきた数々の鮫グッズの中でも、群を抜いて最も気に入っているイチオシの代物ですよ!! 💖 ご覧ください、この端正な姿を!! 物凄い美魚だと思いませんか!?(笑)

鮫の縫いぐるみは、大抵ホホジロかジンベイあたりがモデルなんですが、これはシロワニという鮫がモデルの珍しい逸品。種の特長をちゃんと踏まえて作ってあります☆ あ、ちなみに「ワニ(鰐)」というのは、フカヒレの「フカ(鱶)」と同様、サメの別称です。確かフカというのは関西の地方名で、ワニは山陰地域の地方名。古くは、古事記の「因幡の白兎」の説話に、「ワニ」という呼び方が登場していますね。そう。主役の白兎に ずる賢い嘘をつかれて都合よく利用されてしまったという、あのちょっと気の毒なエピソードです。兎がうっかり口走った舐めた発言で、騙されていたことに気付いた彼等が、怒って兎の毛をむしり取ってしまうというオチもついていましたけどね A^_^; しっかりやり返して落とし前をつけるところが、誇り高くて逞しくて天晴れでした(笑) ← 鮫ファンとしては、「ざまあ見ろ! 鮫をバカにするからだ!」と、内心すっきりなオチです、ハイ (^^;)

ちなみに、上▲の画像は、サイズが伝わるように鮫ペンと一緒に撮ってみたワンショットです。これはSサイズの方なんですが、手のひらを背中側に当てて掬い上げるように持つと、ちょうど両手にすっぽりと収まるサイズです。

私はこの鮫ぐるみの大きい方 (Mサイズ) を「ハク」と名付け、小さい方 (Sサイズ) を「シロ」と呼んでいます。 最近はこの商品を店頭に並べている水族館が増えてきていますが、ショップの店頭にある商品だと、色んな人が触って汚れていたり毛並が乱れて変形したりしていることが多いのが難点w でも今は、ネットショッピングが手軽にできてしまう便利な時代ですから、そのあたりはご心配なく!!(^_-) Amazonなどでも入手可能です▼ 👛 シロワニ(M) 👛 シロワニ(S)
私は少しでも綺麗な状態で入手したかったので、あえて店頭購入ではなくネットで取り寄せたんですが、この子たちは本っ当にフカフカとして手触りがいいし、なんだか仄かにいい香りがするし、つぶらな瞳が愛くるしくて、もう手放せません!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡ 見る度ついつい頬ずりしてしまいますよ (≧▽≦)! あまりの可愛さに、いい歳をして思わず鮫ぐるみたちに喋りかける私を見て、相方なぞは「お前が縫いぐるみなんか、気色悪いわ!」とドン引きしておりますが…… (滝汗) 確かに、年齢云々以前の問題で、私のキャラに不似合なんですけどねw 付き合いの長い友人たちからも、「ホンマや、冴紀ちゃんが縫いぐるみって! Σ(゚д゚lll) 鮫も罪やな~ヾ(~_~;)」とか言われてます A^_^;

追記:そうそう、実は私、実物のシロワニ見たさから、近いうちに神戸の須磨海浜水族園に行く予定を立てています。最近本業の執筆に忙殺されていますが、一日ぐらい息抜きをして遊んでも構わないだろう、ということで、癒しを求めて水族館に。。。
とは言え、ここに載せた縫いぐるみに見るような無邪気で可愛らしい姿とは対照的に、実際のシロワニはかなり強面の鮫々の模様… A^_^; 癒しという言葉からは程遠いどっしりとした貫禄があり、極めて凶悪そうな顔立ちに見えるんです (苦笑) でもその生態はというと、実は見かけに寄らず大人しい性格で、人間の方からちょっかいをかけて、よほど身の危険を感じさせるようなことでもしない限り、人には全くの無害な種。そのためサメ類の中では比較的に飼育しやすい種として知られ、世界中の複数の水族館で他の魚たちと一緒に泳いでいます。 サメは、「餌になるものがあれば手当たり次第何にでも喰らいつく」という一般のイメージとは違い、むしろ他の多くの魚よりも小食なので、餌は隔日でいいそうです。それだけに、運良く餌付けのときに来館して摂食中の姿を観る、なんて好機はなかなかないでしょうけど、水族館によっては(あるいは各々の個体のコンディションに応じて)、飼育員が水槽に入って直接手で餌をあげているところまであるようですね。先日たまたま見つけたYoutube動画でも、シロワニに手渡しに餌をあげているところが映っていて、ちょっと驚きました。その上、飼育員の若い女の人が、強面の巨大なシロワニ君を子犬のように手で撫でていました! あわわわ、私も撫でたい!!(≧▽≦) ←ムリやてヾ(-"-)

ただし、人間には無害とは言え、やはり鮫は鮫。 あれこれ調べるうち、恐るべき一面も知ってしまいました ●~* このシロワニ君たち、なんと産まれてくる際の最初の滋養として、子宮の中で自分の兄弟姉妹に当たる他の胎仔を喰らい、生き残った最強の一匹(← 子宮が二つあるから各一匹ずつで計2匹まで)だけが母親のお腹の外に出てくる、というのです!! この凄まじい生存競争の実態を知ったときには、さすがの私もギョッとしました Σ(゚Д゚) 成長してからも他の小さい種類の鮫を食べることがあるし、人生 … いや、魚生(笑)の最初のスタートが共食いで幕開けとは。。。 どうりで、血気盛んなハンターの目をした他の鮫とは違い、黄泉の世界の番人みたいな厳かで異質な落ち着き・重厚感を醸しているわけですヨw 物静かだけど、スネに傷ありの侮れない奴ら。。。 あの重々しくて闇深~い形相は、「俺たちゃ産まれたときから大罪人(←大罪魚?笑)。やむを得ない宿命のゆえとは言え、その事実は変わらねぇって、誰よりも俺たち自身が一番よくわかっているぜ (-_-メ)」という意識の表れか …? A^_^; 普段大人しいのは、そんな過去ゆえの内省的な今なのかもしれない、な~んて、物書きのサガでついつい小説の登場人物みたいなキャラクターを妄想してしまいます(笑)(←そして私個人的には、こういうタイプがシュミ:笑) まあとにかく、 須磨ではそのシロワニ君の画像を撮りまくってきます! ちょうど今月末まで、ドチザメやホシザメやイヌザメなどの小型の鮫たちの赤ちゃんを展示しているとのことだし、いいタイミングです 👍 その上しかも!!! 須磨ではドチザメを直接手で触ってもいいタッチコーナーというのもあるらしい!!! ザラザラのサメ肌というやつを実際に触って確かめてくるチャンス!(できればお腹側の白いところを、どんな感触だか触って確かめたいんですが、さすがにそこまでやったらドッチーがビックリして逃げるかなぁ、と思案中A^_^;) 可愛さ余って、思わず一匹掴み取りしてお持ち帰りしないよう、気を付けまする、ハイ(笑)

余談:そういや、時々TVで海洋生物系の番組を見ていると、このシロワニの映像を流していながら、ナレーションで「これはホホジロザメ」と言ったり「イタチザメです」と言ったりして、何やらデタラメな紹介が多いことに驚かされます。こんなにも目に見えてわかりやすい特徴のあるサメを、普通他のサメと間違えるかっ!?ヾ(-"-) と、ツッコミを入れたくなります、ハイw うーん。 水族館にはよくいる鮫なのに、 まだまだ世には知られていないマイナーな存在なのかな、シロワニ君たちは???(;一_一) 今回紹介した愛くるしい鮫ぐるみが、シロワニの魅力を伝えることに貢献してくれるのを期待しまする! 💨




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