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  • 悠冴紀

恐竜展~前半(at 京都水族館)


トゥオジャンゴサウルス

2014年8月12日、またもや京都水族館に行ってきました。 今回は期間限定の恐竜展が目当ての来館だったのですが、 それが予想以上、期待以上の面白さで、好奇心をフルに満たされる充実した一日になりました! 実は正直なところ、実際に行ってみるまでは、「あの小ぢんまりとした京都水族館の一体どこに恐竜の骨格標本なんて展示するんだろう…(*_*; せいぜいワークショップの付近に2~3体デカイのを展示するくらいしかできないのでは?」なんて舐めた想像をしていたのですが、とんでもない!! いざ来館してみれば、各ゾーンの空きスペースを器用に活かして、館内のあちこちに恐竜ネタが散りばめてあり、絶妙~に見る側を飽きさせない出来映えになっていました。何度も行ってすっかり馴染んでしまっているはずの京都水族館が、何やら全く別の場所のように思え、新しい発見に満ち溢れていましたよ!\(^_^)/

京都水族館では今月10日~16日の間だけ、20時までの夜間営業をしていました。 13日以降は案の定チケット売り場で一時間待ちという混雑具合だったようですが、私が友人と二人で行ったこの日は、ギリギリお盆直前の平日だったので、比較的に空いていました。子供連れの家族が帰っていく遅い時間帯ほど空いていて、後半はかなりゆっくりじっくりと楽しめましたよ ♫ ついでに言えば、 夜が近づけば近づくほど、夜行性の鮫たちが活発になる! そういう意味でも、鮫ファンの私には、夜間営業というのが非常~にありがたいんです(*^^*) おかげで久々に、いつもは隅っこの方で休んでばかりいるドッチー(ドチザメ)やエイラクブカたちが、大水槽の前面に泳ぎ出てきて、存分にその麗姿を拝めました 💘 とは言え、今回の主役はあくまで恐竜たち!! ……ということで、 本日の日記は恐竜標本の画像まみれですA^_^;

フクイサウルス

まずはこの日記の最初に載せたゴツゴツしい画像をご覧ください。 これはトゥオジャンゴサウルスという恐竜の骨格標本なんですが、全長6メートルもあるため、京都水族館では当初、「これ、うちの搬入口を通るかな???」という不安さえあったようです(笑) でもどうやら、分解して運ぶことが可能だったようで、無事に福井県から出張してきて、堂々とした様子で京水の館内に佇んでおりましたA^_^; 結構楽しみにしていた一つなので、お目にかかれて良かったです、ハイ。 (💡 ちなみに、このトゥオジャンゴサウルスの尻尾の付近にある小さい骨格は、別にベビー・トゥオジャンゴ

 というわけではありません A^_^; ドロマエオサウルスという別な種類の恐竜だそうです。) さて、もう一つの目玉標本は、このすぐ上▲に載せている画像のフクイサウルスです。 地名がそのままついていると、ちょっと迫力が薄れるような気もしますけどね(笑)

▼変わってこちらは、オオサンショウウオのゾーンに展示してありました。  一瞬「何故ワニの骨格標本が?」と思ったんですが、これもれっきとした恐竜だったんですね A^_^;

 

▼翼竜は子供たちの夢?  私も好きでした。映画とかイラストで翼竜が登場してくる度、  何やら訳もわからないままにワクワクとして、太古のロマンに浸れたものです。 うん。懐かしい ( ´艸`)

 

そうそう。今回の恐竜展で驚いたことの一つは、各標本の背後に手書きで描かれたイラストの上手さです!! たぶん、プロのアーティストかどこかの芸大生が協力したのだろうとは思うのですが、黒板にチョークかクレヨンで描いたような感じの、べらぼうに上手いイラスト(図説)の数々が、壁のあちこちに見られるんです。それがまた非常~にオサレでアーティスティックで、時に可愛く、時に優雅で、時にどっしりとしたインパクトがあり……、「これでこそ京都水族館の恐竜展!」というようなムードをつくり上げていました! ✨ なので私は、気付けば標本と同じくらいの割合で、必死になって壁のイラストを撮影していましたA^_^; 恐竜展終了と同時にこれらの絵が消されてしまうかもしれないと思うと、勿体ない話ですね!(>_<)  イラストごとにパネルを切り分けて、記念に販売してもらいたいくらいですf^_^; これ、もし全部アーティストではなく水族館のスタッフや恐竜研究者等が描いたのだとしたら、大変なことですよっ(◎_◎;)!! アーティストでもない人たちに、ここまで上手く描かれてしまっては、芸術でご飯を食べている人たちが真っ青になりますから(笑) 廃業の危機ですね、ハイ(^▽^;)

 

ところで、今回は恐竜展にちなんで古代生物の類いも展示されていたのですが、 中でも特に私の目を引いたのが、この ポリプテルス たち▼です!!

3億年前から変わっていないと言われるその姿は…、どことなくヘビのようでもあり恐竜のようでもあり、爬虫類と魚類両方の特徴を備えた神秘的な古代魚です。魚にしてはトゲトゲとした体つきで、一見イカつい印象を受けるかもしれませんが、よくよく顔を見ていると絶妙に愛くるしい癒し系の眼差し!! きっと飼育が難しすぎて、私なんぞには永久的に実現不可能だろうけど、鮫に次いで飼ってみたい魚ちゃんだと思いました(≧▽≦)!! 早くも私のお気に入りベスト3入り! 可愛すぎるっ!! 💘 実はこのポリプテルス、須磨海浜水族園の「世界の魚館」にもいて、前々から「この子たち可愛いな~♪ 私好みかも(^W^)♪」と思っていたんですが、スマスイでは、他の巨大な古代魚・珍魚たちのダイナミックな存在感に押されて、どことなく脇役扱いな感じがしました。 それが今回、京都水族館では、ポリプテルスのために惜しみなく専用スペースを作り、周囲の壁いっぱいに詳しい解説、図説、またエジプト遠征の際に発見されたこの貴重な古代魚のために、ナポレオンが作らせたという初版の銅版画なども展示して、ポリプテルスを大々的にクローズアップしてくれていました!! 水槽自体も照明の具合も、ポリプテルスの魅力を最大限に引き立ててくれていて、私なんぞはもう、なりふり構わず夢中でそのポリプ・コーナーに張り付いてしまっていましたf^_^;

この右側の写真のスリーショット 👉

めちゃくちゃ愛嬌あると思いませんか!?

特に右端のポリプちゃん、

なんてあどけない目をしているんでしょう (≧▽≦)! こんな子たちが、あの巨大なスピノサウルスに食べられていたなんて、かわいそうに! よくぞ今まで生き延びてくれた!! 絶滅したりしないでねー (>_<) 💦 ……それにしても、 京都水族館はやっぱり、展示の仕方自体に芸術性を感じますよね。何かと芸が細かく演出が凝っていて、狭いスペースでも見事に空間アートに仕上げてしまうこのセンス。(もっとも、私のピンボケ画像の山々で、その雰囲気が伝わるかどうかは謎ですがm(_ _)m) はじめから『水族館』という括りではなく、『水生生物美術館』とでも呼ぶべきでは? そこに来て更に恐竜展が開催されていた今回は、一度の来館で美術館と博物館と水族館の3要素を楽しめたような盛りだくさんな満足感があり、帰る頃にはフルコースで贅沢料理を食べ尽くしたあとのような満腹気分になっていましたA^_^; ごちそうさま~(´艸`*)! 実は私、年間パスポートの更新時期が近づいているので、「京都水族館はもう恥ずかしいくらい何度も行ったから、次は鮫がいっぱいのスマスイで年間パスを作ってみようかな~?」なんて思っていたんですが、今回の恐竜展で改めて惚れ直し、「やっぱりこれからも京水に行くぞ!」と意が決まりました。年間パス、更新決定! 技ありです~☆彡

さて、それでは 最後はやっぱり、ポリプ画像で締めくくりますか (^W^) あ、最後と言いつつ、 今回はあくまで第1弾。恐竜標本以外の通常の生き物たちの画像もいっぱいあるので、 取って置きのお土産画像と合わせて、後日第2弾(後半)でご紹介しますね (^_-)-☆


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