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  • 悠冴紀

飛鳥旅2016~彼岸花を求めて

更新日:2023年2月24日


長々と続いた体調不良や台風のせいで、今年はもう行けないだろうな…と、一時はすっかり諦めていた明日香村への彼岸花旅に、25日の日曜日、突然思い立って行ってきました! 久々~に体調が良かったのと、コロコロ変わる天気予報が、この日は朝起きて確認したら、前日とは違って一日中雨というわけではなくなっていたので、「今日行かなくてどうする! 彼岸花の開花時期としてはギリギリセーフで、明日明後日になれば もう半分以上枯れているだろう。病み上がりのリハビリがてら、明日香村を徒歩でウロウロするのも いい運動になるだろうし、今からすぐに行くぞっ!」と、誰にも声をかけず一人で行ってきたのです (^^;)

明日香村の彼岸花(リコリス・ラディアータ)

本当なら、彼岸花がちょうどいい具合にピークを迎えたであろう22日に、友人と二人で

行くはずだったんですが、台風の影響で大雨の予報だったので、やむなく明日香村行き

をキャンセルして、虚しく近場のカフェでお茶だけして帰ってきたんですよねーw


明日香村・石舞台付近の白い彼岸花(アルビフロラ)

……で、今回は天候と体調の気まぐれで、当日いきなり思い立ってホイと

出かけていったので、うちよりも明日香村から遠い(電車で片道30分は

遠い)友人を呼び出すことはせず、結果的に一人旅となりました A^_^;

う~ん、自然界はなかなか人間の予定通りにはいかないので、毎度時期選びが難しいッスw

友人の都合に合わせて時期を遅らせたら、肝心の花がすでに枯れてしまっていた、

なんてこともありますからねー。鶴見緑地公園のチューリップが いい例ですw



レストランあすか野 前の売店のテーブルに、活け彼岸花が!

でもやっぱり、サメに会いに行かない私が私ではない(笑)ように、

一年にたった一度、約一週間しか咲かない彼岸花を観に行かない私も、私ではない!!

そんなわけで、根性で行って参りました、根性で!! 💨

昨年ほど うまく撮れていませんでしたが (。-人-。)、

今年の彼岸花アルバムも作成しましたので、是非ご覧ください!▼

岡寺(奈良県・明日香村)

先にご覧いただいたフォトアルバムでも おわかりの通り、

岡寺へも再訪してきましたよ~!! あの長くてきつい坂をテクテク・テクテク…と、登って登って登りまくって、カンカン照りのクソ暑い真夏日の中、境内に咲く黄色い彼岸花見たさに、それこそド根性で!! ← 何気に死語?(笑)

そう。私が行った25日は、梅雨のように雨三昧な日々の間の、例外的なピーカンの日でしたから、秋とは思えないほどの猛烈な暑さでした 💦 しかも台風一過のようなカラッとした晴天ではなく、青空なのにムシムシとしていて、体感温度は実際以上。おまけに足下はぬかるんでいて、虫も多い 💢 (← 暑いので上着の薄手の長袖を脱ぎたかったのですが、脱ぐ度いっぱい蚊が寄ってくるので、我慢してずっと着ていました 💢 💢 💢)

つまり、きつい坂道の上にある岡寺に行くには、最悪の日だったわけです、ハイw

いっそ大雨の方がマシだったかも!! 😞

ちょっと色の薄い黄色系彼岸花
黄色の彼岸花 (たぶんリコリス・オーレア)


天気予報では「曇りのち雨」の予報だったので、「それなら岡寺に行くにはちょうどいい ♪ 曇り空のおかげで例年ほど暑い思いをせず、早めの時間なら雨も避けられて、何も問題ないだろう」と思っていたのに、まさかあんなに強烈な日射しに見舞われるなんて、想定外でした!! (+o+) オーマイガー! 周りの他の参拝者も、ゼーゼー息を切らして汗だくになりながら、「今日ホンマに暑いなw アチー!!('Д')」と、声を裏返して へたり込んでいましたしね(笑)

でも、めげずに行った甲斐はありましたよ!!

目的の黄色い彼岸花(リコリス・オーレア?)を見られたのは勿論のこと、

実はこの日、三重塔の中を無料公開(← 通常の参拝料は要りますが)していて、

中の壁画を見ることができたのです!! 👇 私が岡寺に来るのはこれで三度目ですが、

三重塔の中まで見られたのは、今回が初めてです!! こりゃ ちょっとしたご褒美ですね(笑)

やった~\(^_^)/

岡寺の三重塔(奈良県・明日香村)
岡寺の三重塔 中の壁画を公開!!

もちろん、普通の紅い彼岸花や白い彼岸花(アルビフロラ)も咲いていましたよ 👇 ✨

「ここ、すごいなぁ。ここだけで赤白黄色、三種類の彼岸花が観られたで ♪」と

他の参拝者も、しみじみと感嘆の溜め息をついていました ☆彡

白花彼岸花(アルビフロラ)

そうですよ~。ここ岡寺は、村内でも群を抜いて彼岸花の豊富なスポット♪

だからこの時期に明日香村を訪れたときだけ、私は意地でもここに登ってくるのです 💨

あのしんどい心臓破りの坂道をテクテク・テクテク……と、汗だくになってでも (^^;)

黄色の彼岸花(リコリス・オーレア)

ですが、彼岸花が目当てなら、もう一つ外せない絶景スポットがあります。

2013年から書き始めた私の飛鳥 彼岸花旅の過去日記(← 飛鳥旅自体は、かれこれ十年ぐらい前から始めていたのですが f^_^;)を、ずっと読み続けてきた人ならわかることですが、私が毎回「ここは必ず訪れるべし!」とイチオシしているその穴場の絶景スポットとは、明日香村の数ある石造物の一つである 亀石があるところです▼

奈良県 明日香村の彼岸花(亀石付近の畦道にて)

亀石そのものの画像は、過去日記に度々載せてきましたし、今年のフォト

アルバムにも載せていますので、ここではあえて省かせていただきます m(_ _)m

上の画像 👆 は、その亀石の向かい側にある畦道で群生している彼岸花です。

時期が早すぎたり遅すぎたりして、他の場所で彼岸花にフラれても、毎年ここだけはハズレなしで、見事な群生が観られます☆彡 何故か開花期間が他の場所よりも長いようです。

( 💡 あるいは、球根分化が半端なく進んでいるために、一陣が枯れても すぐに第二陣が咲き、土の中で順番待ちをしている球根から、次から次へと花が出てくるのかもしれませんね。隊列のように何重にも控えの歯がある 鮫の歯の生え変わりと同じように:笑)


ところで、亀石の彼岸花と言えば、訪れる度、私がもう一つ面白い話をしていたの、憶えていますか?

亀石の下で咲く彼岸花

そうです!!

今年のフォトアルバムの亀石の写真でもご確認していただけますが、亀石の下というか、ちょうど亀石の脇腹のあたりで、斜め向きに群生している微妙~な格好の彼岸花がありましたよね (^_-) まるで亀石を脇から一生懸命支えているかのように、今年も健気に咲いていましたよ~ 👏

この亀石の彼岸花について、詳細は以下の過去日記を参照してください▼

私がこの穴場に気付いた2013年の日記から順繰り読んでいけば、その時々の感動も

伝わって、より わかりやすいと思います。(いずれも日記の後半に書いてあります。)

📕 そうそう。私はこれでも一応物書きですから、

大好きな花である彼岸花をテーマに作った詩もありますよ(笑)▼

(つい先日、旧ブログから移行してきた作品ですが、解説のところで、単なる花の美しさ

の話、というだけでは済まない深~い人生論・友情関係等にも触れていますので、是非

ご覧ください!! 読み応えのほどは、保証いたします!( ̄ー+ ̄))

✍ 詩『曼珠沙華悠冴紀作

※ 彼岸花の兄弟姉妹に当たるリコリスの花々の美を謳った詩はこちら▼

(こちらの解説では、魚類の中のサメの特異性と同様、花の中では かなり異端な部類に入るリコリス属の花々の、興味深い独特の生態についても触れていますので、是非あわせてご覧くださいね (^_-))

✍ 詩『LYCORIS悠冴紀作

黄色い彼岸花(リコリス・オーレア?)


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