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悠冴紀のコトバの欠片
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RAIN
雨を受ける 雨傘をたたんで 両手を広げ グレーの空を仰いでいる 腕に 髪に 頬に 雨粒が弾ける 地球と共に雨を感じる 自然の恵みに潤っていく 両手をかざして舞っている 心地よい激しさで 打ち付けては流れゆく雨水に目を細め 全身で雨を受け容れる ...
悠冴紀
2016年4月13日


終わりのない夢
おじさんは星を見るのが好きだった 夜が来るといつも 星たちに微笑みかけていた 陽の光が優しく注がれる初春の午前 斜め前の家の中 おじさんは夢の世界から抜け出せなくなっていた 発見したのは 訪ねてきたおじさんの弟 窓ガラスを割って家の中へ ...
悠冴紀
2016年4月10日
名言(名場面)集2 from『クルイロ~翼~』
●「名前なんて元々恣意的(しいてき)なもので、その人物が何者であるかを示すものではない。どう呼ばれたって、君は君で、俺は俺なんだから。人と人とを区別して呼び分けるには役立つし、必要なものではあるけど、重要なものとは思えない」...
悠冴紀
2016年4月10日
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