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  • 悠冴紀

須磨海浜水族園~①鮫パラダイス


須磨海浜水族園のツマグロ(メジロザメ目)

Hi皆様! 連日暑いッスね!!☀ クーラーが苦手で、特に気温の高い昼間以外はオフにしていた私も、 湿度のせいか今年は暑すぎて眠れないため、朝から晩までエアコンつけっぱなしの毎日です💦 さてさて、 そんな暑い夏の癒しと言ったら、 やっぱり水の楽園、水族館!!(←海は日差しが殺人的ですが、水族館なら涼しいもんです(^^♪) 🐬そんなわけで、 行ってきましたよ~、待望の 須磨海浜水族園 夏休み期間とは言え、連休明けすぐの平日なら空いているだろう、ということで、友人と7月22日の予定で約束していたのですが、一ヶ月ぐらい前からずっと、早くこの日が来ないかとソワソワして、待ちきれない思いでしたA^_^; 首を長くしてこのときを待っていた甲斐があって、狙い通り、連休明けのスマスイはガラッガラに空いていて、ゆっくりじっくりと満喫できました!!! しかも期待以上の鮫の充実度とクウォリティーの高さに感動感激!! ただ待つだけ、ということがどうしてもできない私は、事前にあれこれ調べまくっていたのですが、やっぱり実際に行ってみないとわからないものですね。

メジロザメ▼

須磨海浜水族園のヤジブカ(メジロザメ)

まずはエントランスに入って最初に目に入る大水槽!! 今回の第一目的であるシロワニの他には、ツマグロとドチザメぐらいしか鮫がいないものと思っていたのですが、行ってビックリ! メジロザメ(ヤジブカ)はいるわ、ハンマーヘッド(アカシュモクザメ)はいるわ、エイラクブカはいるわ、ナースシャークはいるわ……。とにかく鮫、鮫、鮫!!! 私の愛する鮫尽くしでした (≧▽≦) 💘 腹ペコで行ったので、到着したらまずランチからスタートしよう、と言っていたのに、初っ端からこの鮫水槽だったので、思わず釘づけになってしまった私たち。。。写真や動画を撮って撮って撮りまくっていたら……、アッという間に1時間が過ぎてしまっていました(*_*; ホントはもっと大水槽に張り付いていたかったというか、余裕であと1時間ぐらいは鮫を見つめていられたでしょうが、空腹に負けて「いい加減に食事をせねば!」と気づいた私たちは、やむなく鮫の大水槽を後にしたのでした(泣)

▼シロワニ殿(♂)

須磨海浜水族園のシロワニ殿(ネズミザメ目オオワニザメ科)

できれば最後にもう一度大水槽に戻ってきて、一日の締めくくりも鮫で終えたかったのですが、スマスイは思いのほか広々としている上に、見どころが多すぎて時間が足りませんでした(汗) 全部一つの屋内に凝縮してある京都水族館とは違い、スマスイは世界の魚館、魚ライブ館、アマゾン館、ラッコ館……といった具合に、テーマごとにそれぞれ別個の建物があって、迷路のように入り組んだ造りになっているので、いくつか辿り着けずじまいになってしまったスポットもあったほどです(;^_^A  ←え? それは単なる方向音痴??

▼まだ若いのか、小ぶりでスピーディにビュンビュン泳ぐハンマーヘッド

須磨海浜水族園のアカシュモクザメ

小学生の頃以来の来館となったスマスイについて、端的に感想をまとめるなら、鮫を代表とする私好みの鋭い威圧系生物や、「まさかここ日本でこんな生き物を見られようとは!」と仰天するような世界の珍しい魚たちが目白押しの、硬派で難易度の高い水族館でした! 当たり前っちゃあ当たり前かもですが、素人がちょっと頑張って知識を溜め込んだぐらいでは決して育てられはしない、いかにも飼育困難そうな生き物たちが、充分すぎるほどの専門知識で余裕をもって飼育されている、といった感じで、なんて言うか、ベテランスタッフたちの揺るぎなき誇りと妥協なきプロ意識、みたいなものを感じられました(◎_◎;) 小規模だけどムーディーでオサレでアーティスティックな空間に、身近な水生生物を寄せ集めて手探りにオリジナリティーを追求中 みたいな、全体にノンビリ&ほっこりとした感じの京都水族館とは、まさに対照的。歴史がありますからねー、こちとらスマスイには A^_^;

▼新顔のクロトガリザメ

(追記:その後、この個体は成長して特徴が明確になるにつれ、ドタブカであることが判明し、

水族館のパネル紹介でも、「クロトガリザメ」の表示はなくなりました m(_ _)m)

須磨海浜水族園のクロトガリザメ(メジロザメ目)

まあ、そんなこんなで、 今回のスマスイ訪問日記は、規模がデカすぎて写真も動画も力説したいこともあまりに多く、一度の投稿では書ききれないので、テーマごと複数回に分けて紹介していくことにいたしますm(_ _)m 実に贅沢な話ですが☆彡

ホホジロザメの頭部標本(須磨)

余談:あ、そうそう、 前回の日記で、子宮内で他の胎仔を喰らう共食いの習性について、私はシロワニだけの特異な事柄であるかのように書きましたが、スマスイの説明書きによると、なんとホホジロやアオザメも同じことをやるんだそうです! 母鮫のお腹の中で、自分の兄弟姉妹に当たる他の胎仔や未受精卵を喰らい、各子宮で生き残ることのできた最強の者だけがこの世に誕生する、と。。。 考えてみれば、鮫の中でも群を抜いて高い戦闘能力を誇るホホジロやアオザメにそういう習性があるのは、ある意味納得なんですよね。逆に、そんな危険鮫の代表格の中に混じって、人に無害な大人しいシロワニ君が何故そんな凄まじい生存競争を経て誕生するのかが、謎に思えてきました(*_*; 潜在的にはホホジロなどと同格の力や危うさを秘めているけど、進化の過程でうまい具合に自分の攻撃性と折り合いをつけて、今のような落ち着きを得た、というやつでしょうか?(←また私お得意の、小説のキャラ風の妄想が…(笑) ) シロワニ君と危険鮫との目立った違いはというと、強面に似合わずゆったりとしたあの遅~い泳ぎ方と、しばしば岩場で休んでいるところを目撃されたりする運動量の少なさですA^_^; 無駄に体力を消耗しないよう超低速で泳ぐことで、見事に省エネを実現し、それによって、人間やアシカのようなデカイ獲物をガツガツ食わなくても生きていける今日の在り方を確立してきた、ということなのかも。 やはりシロワニ殿下はミステリアス。。。 哲学的な重々し~い眼差しを湛えたあの貫禄、あの落ち着き。 きっと見た目通り、本当に奥が深いんでしょうね、ハイ(◎_◎;)


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