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  • 悠冴紀

My小説のイメージソング♪


ドレスデン エルベ川 フラウエン教会、 ポツダム

本日はまたまた文筆活動の裏話です♪  私は小説を書くとき、必ず何か音楽を聴いています。単に自分が気に入っている音楽というだけではなく、そのときどきに手掛けるシチュエーションに合った曲想のものだったり、特定の登場人物のイメージに合った曲だったり……。理詰めで煮詰まりがちな文学脳が、音楽を聴くことで程良くほぐれて閃きが良くなり、物語に広がりや躍動感が増していく感じがするし、自分の日常から手っ取り早く抜け出して作品独自の世界観に入り込みたいときなどには、導入効果(陶酔効果?A^_^;))抜群なんです♪ 🎹

 もちろん逆に、作品のイメージに全然合わない曲を聴くと、気が散って創作の妨げになることもありますw 新作に着手しようとしているときに、うっかり他の過去作品のイメージ・ソングをかけてしまうと、途中からそっちの方の世界観へと意識が引き戻されて、執筆の手が止まってしまう、なんてこともありますf^_^; だから私は、執筆時にかける音楽の選曲にはかなり慎重で、一つの作品だけに長期間没頭するときなどは、その間ずっと、浴びるほど毎日同じ曲を聴き続けていたりします。傍から見れば、「こいつ、よく飽きもせず毎日毎日同じ曲を聴けるなぁ(ーー;)」と呆れられることでせう。

それでも聴くのをやめられず、 「No Music No Writing, No Writing No Life」な私です、ハイw (;一_一)

ベルリン

さて、ではそんな私が、これまでに世に放った出版作の執筆時に、BGMとして聴きまくっていた

曲の再生リストを、Youtubeにまとめておきましたので、順繰りご紹介いたしませう( ^^) _ ♬

まずは、今年1月に刊行した最新作JADE~表象のかなたにのImage Songsからどうぞ▼

(※ところどころに関係のないCMが入っていますが、間違っても「これもBGMに

 選ばれた曲の一部なのか!?」と誤解なさらぬよう、お気をつけて!笑 A^_^;)

ちなみに、この再生リストに度々名前の挙がっているATB(アンドレ・タンネバーガー)という

アーティストは、巷で人気のイビザ系の音楽なども多く手掛けているドイツ人のDJです ♫

JADEは主にドイツが舞台なので、もし実写版にするとしたら、音楽の担当は是非この人で!!

── な~んて妄想してしまいました(笑) ま、原作のイメージを崩されたくないから、返す返すも実写版はお断り、ってのが本音ですけどね A^_^; そもそも、あの物語の独特すぎる登場人物たちのイメージにピッタリな俳優なんて、存在するわけがないし、誰にも演じこなせはしないでしょうw しかも私の作品群というと、言語でしか表現し得ない哲学的掘り下げや心理分析、論の濃さなどを何よりもの個性・持ち味としているので、ストーリーの外郭だけを取ってきて映画やドラマにしても、全然良さが伝わらないと思いますw

そんなわけで、実写版は読者の皆さまの頭の中だけでお願いしまするm(_ _)m

💡 あ、そうそう、Youtubeでは動画が見つけられなかったので再生リストには入っていないのですが、私のお気に入りアーティストCasey Stratton(ケイシー・ストラットン)の以下のアルバム▼も、JADE執筆時によく聴いていました。 特に3番、7番、11番、12番の曲を繰り返し何度も。(※間あいだに、全然JADEっぽくない穏やかすぎる曲もありますがw m(_ _)m)ちなみに、このアルバムのラスト、12番の曲は、私のHP上のJADE紹介ページで、BGMとして埋め込ませてもらっている曲です。ケイシーのこのページ👇でも試聴できるので、是非聴いてみてください(^_-)-☆

💿 The Calling of the Crows by Casey Stratton

ベルリン

 ではお次は、『JADE(スピンオフ作品)』の大元、

 いわゆる本編に当たる作品PHASE(フェーズ)のImage Songsです▼

 (※ミステリー・サスペンス系なので、ダークで怪しげな曲が大半ですが m(_ _)m)

いかがでしたか~? 👀 一曲目「UR」なんて、PHASE冒頭のおどろおどろしいムードにピッタリだと思いませんか?

後半には、文学のイメージから かけ離れた、けっこう激しい曲もあるので、

ちょっと意外に思われたかもしれませんね A^_^;

そうですよ~。

私はケイシーのようなクラシカル・ポップスが一番のお気に入りだけど、

トランスからゴシック・ロックまで、現代的な激しい曲もよく聴きます♪

ものを書くにもエナジーが要りますからね、エナジーが(笑)

それぞれどの曲をどの場面に合わせて聴いていたかという詳細は、

あえて皆までは書きませんので、あとは読者の皆様の想像にお任せします。 もちろん、「はあ!? どれもこれも作品のイメージに合わねーぞっ」と

思われてしまう可能性も、あるとは思いますが。。。A^_^;) m(_ _)m

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ジャクリーヌ・デュプレ チェリスト クラシック

 ちなみに、処女作クルイロ~翼~を書くときには、これといって特にイメージに合った曲を見つけられなかったのですが、ロシア繋がりということでオリガの曲👆を聴いたり、ジャクリーヌ・デュプレ↓のチェロの音色をBGMに執筆したりしていました。  「クルイロ」は、実は、私自身の実体験(←幼馴染の親友との共依存関係)を骨組みとしつつ、世の複数のアスリートやアーティストたちの生き様を混ぜ合わせることで肉付けされていった物語で、そのうちの一人に、デュプレも含まれていました。モデルとまでは言えないまでも、一世紀に一人の天才と謳われたチェリストの数奇な運命は、my作品の登場人物ボリスの構想に大いに影響しているので、彼女の音楽を執筆時のBGMにすることに。

 実写版のサントラにできそうな音楽、というのではなく、オリガはロシア臭さに浸るための導入として、デュプレは根っからの芸術肌・天才肌のイメージを捉えるための導入として、作品づくりの手助けのために聴いていた、という感じですね♪ もちろん、執筆とは一切関係なく、そのまま聴くにも好きな素晴らしいアーティストたちですが☆彡

 そうそう、ここで更にもう一つ秘話を明かすと、『クルイロ』の主人公サッカー少年ボリスの風貌やプレースタイル、キャラ設定に最も大きく影響した人物 ――、そう、最も「モデル」と呼ぶに相応しい人物は、実は以前日本でも少しばかり話題になったロシア人サッカー選手(すでに引退組w)アレクサンダー・モストボイ選手でした(*_*) 強面で狡猾で灰汁の強~いタイプなのに、よく見ると目が優しく神経質そうで、かと思えば妙に愉快で爆笑させてくれるときもある、あの破天荒な天才肌のモストボイ選手の芸術的なプレーは、それまでサッカーに全く興味も知識もなかった私を、すさまじい吸引力でアッという間に虜にしてしまいました。  書き手として、実在する人物の中から「こんな人を書きたい!」とまで思わせてくれる存在を見つけるのは、意外と(?)困難で貴重なことです。当時の私は、ちょうど、諸々の要因で重度の人間不信に陥り、執筆でもすっかりスランプに陥っていたときだったので、枯渇しかけていた私の執筆意欲を一気に回復させ、閃きのきっかけを与えてくれたモストボイ選手に、心ひそかに感謝したものです。「存在してくれてありがとう!!」と(人''▽`)  そしてなんと、そんな感謝の気持ちから、

 私が勢いで作成してしまった動画(←正確には、写真という静止画の寄せ集め:汗)が、これです▼

 この動画に度々一緒に登場してくる金髪強面(笑)の選手は、同じくロシア人でヴァレリー・カルピンという選手です。性格的には、my作品『クルイロ』でボリスの大親友として登場してくるもう一人の主人公アレクセイと、似ても似つかないタイプなのですが、ピッチの上で、モストボイ選手とつるんで悪乗りする姿を度々見かけ、二人セットでいいコンビ♪な感じが、どうしても『クルイロ』の主人公二人の絆と重なって見えてしまい、思わずセットで動画にしてしまいましたA^_^;) 二人とも私好みの強烈キャラで、私の創作欲を大いに刺激してくれましたから、カルピン選手にも感謝を込めて、ね♪

それにしても、二人とも本っ当に強面っすよね? ^_^;

 カルピン選手なんて、ボンドの悪役にちょうどいい感じ(笑)

 どう見ても堅気ではなさそうというか何というか、迫力ありすぎっしょ 💦

▲この動画も、同時期に私が作成したものです。

 ではでは、最後は、私が『クルイロ』の執筆時に、ずっと手元において眺めていたモストボイ選手の写真で、この日記の締めくくりといたしませう( ̄ー+ ̄)♪ 一枚目は彼がまだロシアにいた若かりし頃の写真なんですが、私の脳内イメージのボリスそのものだったので、ボリスを描写するときには、必ずこれを見ていました(´∀`*) 是非ともその下の強面ショット👇と、見比べてみてくださいね♪ 上の青年が成長すると、下の写真のような渋~い強面になるんですよ~(笑) ←ってか、下の写真の方は、もうすでに『クルイロ』のボリスのイメージから遠く離れてしまっていますね、ハイw でもめちゃめちゃ様になっているいいショットです!

アレクサンダー・モストボイ サッカー 元ロシア代表
アレクサンダー・モストボイ サッカー選手

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