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  • 悠冴紀

サッキーを捜せ!in 須磨海浜水族園

更新日:2020年2月4日


皆々様、お待たせしました~!!

……って、実際には誰も待っていなかったかもしれない日記を、

ようやくUPしようとしている鮫女の冴紀であります σ(^^;)

「ようやく」?

そうです。この手の記事をUPしようと思いつつ、事実の確認、検証に時間がかかりすぎて、半年以上の月日を要してしまった内容です、ハイw その内容とは、タイトルにもなっている、須磨海浜水族園の気になる鮫、サッキーに関するものです。

鮫会メンバーS氏提供の無傷の頃のサッキー画像

まずは上の画像👆をご覧ください。

これは関西鮫好きの会のメンバー、S氏から使用許可をいただいたS氏撮影のサッキー画像。

S氏は神戸在住でスマスイが最寄の水族館なので、殆ど毎週末スマスイを訪れていらっしゃるヘビーユーザー。

私は1~2ヶ月に一度行くか行かないかくらいのペースなので、合間合間のスマスイに行けない時期には、このS氏による写真が、お気に入りの鮫々の変化・成長を知る重要な手掛かりとなっていました。

そして、執筆業や他のスケジュールの関係で、私がスマスイから遠のいていた数ヶ月のブランクの期間に、鮫愛好家グループの間で話題になり、「この体色が薄くて模様のない子鮫は何という種類の鮫だろう?」と注目の的になっていたのが、サッキーでした。ご覧の通り、鼻先(正確には吻の部分)にものすごく特徴があって、他の鮫々よりもシャープで硬そうな印象がありますよね? そこで私の脳裏にふとよぎったのが、「もしやホコサキという種類の鮫では?」という可能性でした。でもこれは殆ど希望的観測。生息域や希少性から考えて、ホコサキである確率は極めて低く、別の種類だろうということは、有識者の話からも明らかだったのですが、一瞬でも「やった! ホコサキが来たかも💘」という夢を見させてくれたこの子に、当時の期待の名残が感じられる名前をつけてやろうと思い、「サッキー」と名付けたのでした。

もっとも、鼻先がやたら尖って見えるのは、写真を撮る角度にもよりますので、実物を間近に見ていると、それほど極端な鼻面ではありません (^^;) だから、はじめのうちは、ほとんどS氏の写真だけを頼りにサッキーを個体識別していた私は、その後実際にスマスイに確認しに行ったとき、なかなかこの子を見つけられず、サッキーが死んだか何かで いなくなってしまったのだと勘違いしてしまいました (-_-;) ハナザメはドタブカほど成長が速くないとは言え、3~4ヶ月も間があけば、子鮫もそれなりに成長して、姿に変化が出てきますしね。似たようなメジロザメ系の幼魚がドッと増えた大水槽内で、日々確実に変化成長しつつあるこの子一尾を見つけるのは、至難の業だったのですw

そんなとき、サッキーを特定する重要な手掛かりとなったのが、上の画像👆のような傷痕です。

ちょうど私がスマスイに行けなくなって程なく、サッキーは他の大型鮫に噛まれたらしく、ボロボロに負傷してヒレが欠けてしまったのです。(写真ではわかりづらいですが、背ビレの周りにも丸く歯型がついていましたw) ちなみに、上の画像も同S氏から拝借したサッキー画像です。この傷の箇所を、しっかり覚えておいてくださいね、皆様 ( ´艸`)

驚くべきことに、鮫の傷って、けっこう早く治るんですよね?

TVのドキュメンタリー番組で見る限り、ホホジロなどの大型鮫は、ヒレの欠け具合や身体の傷跡を目印に個体識別されていることが多かったので、てっきりサッキーも一生傷になるか、治癒するにしても向こう1年ぐらいはヒレが欠けたままなのだろうと思っていたのですが、私がスマスイに行けなかった数ヶ月のうちに順調に回復して、ヒレも綺麗に治っていきました。でもそのせいで、しばらくぶりにスマスイを訪れたとき、私はまたもや記憶にあるサッキーの姿を大水槽の中に見つけられなくなってしまったのです (;^_^A

でも今になって当時の手持ち画像をあさり、自分でUPしたアルバムを見直してみると、なんと私は、肉眼ではサッキーを見つけられなかった時期にも、それと気づかずにサッキーをカメラにおさめていたのでした!(笑)

それが右上の画像(二枚目)です↗

ね? よく見ると確かに、背ビレにうっすらと切れ込みが残っているでしょう?

これは2018年1月30日に撮影したもの。

ちなみに、左側に載せている写真(一枚目)↖は、サッキーと同じハナザメ幼魚で、現在一番小さい個体です。昨年夏ごろにお会いした飼育員さんの話によると、他の鮫はイカの切り身をよく食べるのに、この子は何故かアジの切り身ばかり食べている、ということだったので、「アジコ」ちゃんと名付けました(笑)

最初は、「これはあくまで仮の幼名。こんなヘンテコな名前のままじゃ可哀そうだから、いつかもっとマシな名前を閃いたら、改名してやらなくては」と思っていたのですが、頭の中でずっと「アジコちゃん、アジコちゃん」と思いながら見ていると、なんかすっかり愛着がわいてしまったので、もうこのままでいいか♪と思えてきました (^^;) ま、鮫の中には、鮭ばかり食べているからサーモン・シャークという英名がついた鮫(←和名はネズミザメ。これは外見からついたと思われる呼び名)もいることだし、餌の傾向から名前をつけるというのもありかな、と(笑)

さて、そのアジコちゃんの画像を何故サッキーの隣に載せているのかと言いますと、S氏が、私がサッキーと呼んでいた鼻面のサメは、同時期に大水槽入りしたハナザメたちの中では最小の個体だったので、私が現在「アジコちゃん」と呼んでいる一番小さい個体こそが、かつてホコサキみたいな顔をしていた幼魚の成長した姿ではないか、とおっしゃっていたからです。

私が検証に時間がかかった、というのは、まさにこの点です。確かに、私の記憶にある模様のない色白の子鮫は、当時大水槽入りした幼魚たちの中でも、一番小さい個体でした。でもこの二尾は明らかに顔立ちが違う。人様の撮った写真だけを頼りに成長を見守っていた時期があるから見間違えたのだろうか、とも思いましたが、鮫を顔立ちだけで個体識別する自分の目に、最近ある程度自信のある私は、今一度自分を信じて過去の動画や画像をほじくり返し、サッキーやアジコと思わしき個体を、徹底的に見比べてみることにしたのです。

その結果、やはりアジコちゃんと例のホコサキちっくな幼魚は別個体だと判明しました!

過去の動画や画像に、偶然一緒に写っていた二尾が複数確認できましたから。

ハナザメがスマスイにやってきた当初、一度にあまりにも多くのハナザメ幼魚が投入されたため、どれがどれやら私でも個体識別できなくなり、とりあえず模様のない個体だけに焦点を定めて鮫観察をしていました。模様が出ないうちは種名さえ定かでないので、鮫ファンとしては、「今度は一体何鮫がやってきたんだろう♪」という期待や興味でいっぱいになり、その正体を突き止めるべく自ずと注目してしまいますしね。ただしその当時は、同じように無地で色白の謎の個体が二尾いるとは、気付いていなかったんですよねw どちらもかなり小さい個体で、まだ目立った傷もありませんでしたから、同一個体だろうと思ってしまっていたのです。

(👆 人間だって、はじめのうちは一様に皆あどけない赤ちゃん顔をしていて、男の子か女の子かさえ、顔立ちだけでは区別できなかったりするでしょう? 目つきが鋭くなったり、逆にちょっと抜けた感じの顔になったりして、それぞれの個性が前面に出てくるのは、ある程度成長してきたからです。)

でもまあ、何よりも、先ほど載せた二枚の写真こそが、動かぬ証拠ですよね (^_-) まだ背ビレにうっすらと切れ込みの残っていたサッキーと、身体の後ろの方(腹ビレ付近)にくっきりと歯型のついているアジコちゃんが、全く同じ日にカメラに捉えられていたのだから。反対向きの画像とは言え、ヒレ先の模様の濃さも身体の太さも異なるこの二尾が、ひっくり返せば同一個体だった、なんてことはあり得ないと、誰の目から見ても明らかでしょう。

ちなみに、私目線には、チャーミングであどけない眼をしている方がアジコちゃんで、白目が多くシャープなニュアンスのある方がサッキー、ということで、今現在はもう、すっかり傷跡が消えてしまったとしても区別できますよ (;^_^A

ところで、アジコちゃんもよく怪我をする子で、小さいから狙われやすいのか、身体の後方のみならず、一度は顔面が傷だらけになっていました。参考までに、2018年3月にUPした過去日記をご覧ください▼

この記事の中ほどで、私は一度アジコちゃんのことを話題にあげたのですが、皆さんは憶えていますか?

このときには、まだ呼び名までは決めていませんでしたけどね。

で、上の画像↖が、その4ヶ月後の7月に撮影してきたアジコちゃんです。

傷の深さにもよるでしょうけど、この子はサッキーよりも傷の治りが遅いようで、未だに完治しておらず、それこそ一生傷っぽい感じで、鼻先の傷跡が黒いしみのようになってしまっていますw 身体の後方のガブリと噛まれた歯型も、未だうっすらと残っていますしね。

対するサッキー↗はというと、ヒレの切れ込みがしっかりと治ってきて、今では当初の傷跡は殆ど見られません。

上の画像を撮影した2018年7月の時点では、間近で目をこらしてみると、背ビレの周りの噛み痕がまだ僅かに残っていたので、「これがあの子鮫の成長した姿なんだ! 間違いない」という確信に繋がったのですけどね。今はもう顔立ちだけが頼りです。身体の側面に新たな擦り傷(←たぶん岩場で自分でこすってついた傷跡)ができていますが、こういう傷は表面的なものなので、アッという間に跡形もなく消えていくでしょう。

※ 2018年7月27日&30日の須磨水の鮫フォトアルバムはこちら⇒ 📷

  鮫以外の画像を集めたアルバムはこちら ⇒ 📷

その後、昨年9月と12月にもスマスイを訪れましたが、二尾の傷模様はさして変化なし 👆

サッキーの方は、ほぼ同じところを改めてまた岩場でこすったらしく、治りかけていた傷痕の上に、新たに傷跡が増えていましたw おかげで捜しやすかったですけどね (;^_^A アジコちゃんはちょっと痩せたかな? でも餌やりタイムには自分でしっかりと餌をキャッチして食べていましたから、心配することはなさそうです♪

あ、そうそう。昨年夏頃に、運良くスマスイ大水槽の飼育員さんに出会い、色々と話を聞かせていただいたという記事を載せたこと、憶えていますか?▼

このときには、「HPに書いてあった模様のない謎のメジロザメですが、その後模様が出てきて体色も濃くなり、すっかりドタブカらしい姿に成長しました」というような話を聞かせてもらい、「いなくなったと思っていたけど、サッキーは無事生きていた! なんと、ハナザメではなくドタブカだった!」という流れで記事を書いていましたが、あれは私の早とちり。おそらく、私がスマスイの鮫専用ページ須磨海浜水族園のサメたちの方の更新を中途半端にしていて、ハナちゃんと名付けたドタブカに関する記述を「正体不明のメジロザメ系」とかいう表示のまま放置していたせいで、話が食い違ってしまったのだと思います。ハナちゃんも当初は、サッキーやアジコちゃんと同様、模様のない色白の子鮫でしたから。(←身体付きからメジロザメ系であることだけはわかりましたが、種名が謎だったのですw)

そんなわけで、飼育員の方がおっしゃっていた「ドタブカに成長した模様なしの個体」はおそらくハナちゃんのこと。サッキーの話ではなかったのでしょう。

それなのに、希望的観測でサッキーの話だと受け取った私は、更に勢いづいて、上記の7月の日記で「これがサッキーの成長した姿かも」とか言って、手持ちのドタブカ第三世代の画像を引っ張りだしてきましたが、あれもとんでもない間違いでした m(_ _)m だって、あの子じゃ明らかに大きすぎますからw 飼育員さんに会った後、同じ7月中に二度スマスイを訪れた私は、この目で写真のドタブカを確認してきましたが、あの小さい子鮫(サッキー)がいきなりここまでデカくなるわけないじゃんwと、一目瞭然でした (;^_^A

ドタブカ第三世代のサム

▲ドタブカ第三世代のサム

ものはついで、ということで、この場を借りて発表しておきますが、当時私が「きっとあのドタブカが、サッキーのその後なんだ」と思い込んでいたドタブカの方は、サムと名付けることにしました(笑)

魚体としては、全体的に傷のない綺麗な個体なのですが、釣り上げられたときに歪んでしまったのか、鼻先が下向きに曲がっている上に、口の端は不敵に笑っているかのように歪に上がっています。言ってみれば、ちょっと変な顔をしているのです(笑) 「な、なんか、イラストに描かれた魔女みたいな感じ???」と、ふと訳の分からん想像をしてしまった私は、昔の海外ドラマ『奥様は魔女』のサマンサから名前を取って、愛称「サム」をこの子の名前とすることに……(^^;) ←個人的には、奥魔女のサマンサを演じたエリザベス・モンゴメリーは、コミカルな表情をしていない限り、絶世の美女の一人だったと思いますが(笑)✨

そんなこんなで、またもやおかしな名前をつけられた鮫が一尾 増えたのでした m(_ _)m

ドタブカの中では比較的あとで大水槽入りした新しい個体でありながら、すでに第二世代のドタブカたちと並ぶほど体格のいいこのサムのことも、皆々様是非お見知りおきを (^_-)-☆ すくすく成長中の立派なドタブカで、「この子なら生存競争の激しい水槽内でも大丈夫♪」という安心感のある子ですよ 💪

愛しのサッキーがスマスイのパネルのモデルに!!

そうそう!

嬉しいネタを書き忘れるとこでした!

昨年の夏に何度かスマスイを再訪した際、私は大水槽の中の実物のサッキーを見つけるより先に、意外なところにサッキーの姿を発見したのでした。それが上の画像のサッキーです 👆

これ、水槽前のパネル紹介に使用されていた須磨水公式の写真なんですが、背ビレをよく見てください! この切れ込み、紛れもなくサッキーです!! ヒレ先の黒い模様が次第にはっきり出てくる成長過程をよく表した画像で、貴重な一枚ですね♪ 体色が薄く模様のなかったあのサッキーが、その後ドタブカではなくハナザメに成長したという確たる証、ここにあり ( ̄ー+ ̄)V

ドタブカも可愛くて好きですが、私は前々からハナザメびいきで、ずっと「ハナザメ来い、ハナザメ来い!」と期待していたので、自分の気にかけていた子がハナザメだと判明するのは、それ自体けっこう嬉しい発見です \(^_^)/ そろそろハナザメにも名前をつけてやりたいな~と思っていたところですしね(笑) ← 公共の施設の生き物に勝手に名前をつけるなヾ(-"-)

※ 2018年9月2日に撮影してきたスマスイのフォトアルバムはこちら ⇒ 📷

※ 2018年12月25日に撮影してきたスマスイのフォトアルバムはこちら ⇒ 📷

さて、ここまでは私のお気に入りの鮫たちの話ばかりしてきたので、そろそろ人間の話もしましょうか(笑)

まずは下の画像をご覧ください▼

これらはすべて、2019年1月6日に須磨海浜水族園で撮影してきた写真です。

そう。今年の初詣ならぬ初水族館も、やはりここ須磨でした!!🎊

昨年のクリスマスにも須磨水に来たばかりでしたが、

さして間のあいていないこの時期に、私が再びスマスイを再訪したのには、鮫好きならではの特別な理由がありました!

なななんと、あのスマスイに、水族館では通常お目にかかれない貴重な鮫、高速で大海原を泳ぐ外洋のハンター、アオザメがやってきたとの情報を得たのです!!

1月5日の夕方、私が出先から帰宅して「今日は猛烈に疲れた! ここ一年で一番しんどい一日だったかもw もう明日は丸一日死んだように寝て休まないと、ホントに死ぬかもww」というぐらいクタクタになっていたとき、関東方面の鮫好き仲間(将来有望な未来の鮫博士の一人、空璃くん)が撮影した動画と写真で、見覚えのある水槽内をダイバーさんの補助付きで泳いでいるアオザメ幼魚の姿を目にして、即決めました。「くたばっている場合じゃない! 明日スマスイに飛んで行く! 這ってでも必ず行く!! そのせいで明後日死んでもいいから、明日はアオザメだ!!」と。

空璃くん提供のアオザメ画像 in 須磨海浜水族園

▲偶然1月5日スマスイを訪れていた鮫好き少年、空璃くん提供のアオザメ画像(須磨)

でも結果は恐れていた通り。

泳ぎ続けないと窒息して死ぬタイプの鮫の代表格とも言えるあのアオザメが、魚密度が高く障害物の多いあの大水槽の中で、一晩持ち堪えることはできませんでした。10時過ぎには須磨に到着して大水槽に直行したのですが、アオザメの姿はすでになく、お目にかかることは叶いませんでした ( ノД`)シクシク… 残念無念!!😨

無駄なく洗練されたメタリックなボディで、全国の、いや世界中の鮫ファンから愛されているトップ・プレデター、最も美しく完成された生物の一種とも言えるあのアオザメの生きた姿を、一目拝みたかったです 😢 スマスイの売店で、アオザメとヨシキリザメの鮫肉を使用したシャークナゲットなら食べられるんですけどね(笑) やっぱ生きた姿が一番ですw (※大抵の人にはどうでもいい話かと思いますが、私個人的には、世界一可愛い鮫はペレスメジロザメ、世界一カッコいい鮫はアオザメだと思っています:笑)

今年の初鮫はまさかのアオザメでスタートか!?という期待は裏切られましたが、この日はなんと、ここ関西では通常出会うはずのない人物、YouTubeを中心にサメ情報を発信したり、サメ活を通して見る人間や社会の在り方・関わり方等について警鐘を打ち鳴らすという、独特の立ち位置で活動をされているサメ社会学者のリッキーさんにお会いすることができました!! この人、実は私が全国の鮫繋がりの人たちの中でも、一度会ってみたかった人トップ3に入る一人で、前々から気になっていたんです!! おかげで「今日この日にスマスイに飛んできて良かった!!」と、アオザメを見逃した無念さが一気に吹き飛びましたよ \(^_^)/

そのリッキーさんがこちら▼

サメ社会学者のリッキーさんとヘラチョウザメ

他の水族館では殆ど展示例がないということで、スマスイでも注目されつつあるヘラチョウザメを、熱心に撮影されていたリッキーさんを、私が脇から撮ってみました(笑)

リッキーさんとの出会いは、まさにアオザメがいるはずだった大水槽の前。

私がアオザメのいないいつも通りの大水槽を呆然と見上げていたとき、背後からめちゃくちゃ悔しそうに「ああぁぁ、間に合わなかったか~!!」という声が聞こえてきたので、「あ、私と同じアオザメ目当ての誰かだな」と思いながら振り向いてみると、思いがけずそこに、見覚えのある人物の姿が!!(*_*; なななんと、かのリッキーさんではないですか!!(ノ・ω・)ノオオオォォォ-っつ

最初は少しばかり勇気を要しましたが、声をかけずにいられませんでした (^^;)

この機を逃がせば、次にいつ会えるかわからないというか、あちこちの水族館に遠征されているとはいえ、基本的に関東方面の方ですから、私の方が全国版の鮫系イベントにでも参加しに行かない限り、会うことが難しいのです。

後からいそいそと追いかけて行って、大水槽を眺めているリッキーさんに「リッキーさん、ですよね?」と背後から声をかけた私。リッキーさんの方は、振り向くなり「ん?」という顔に。そりゃそうです。動画やプロフィール画像でバンバン顔出ししているリッキーさんとは逆に、私は最近、HPやAmazonなどのプロフィール画像に自分の姿を出さなくなっていたので(←基本的には、不特定多数の人に顔を憶えられたくない派でしてw)、リッキーさんからしてみれば、ただの見知らぬ関西のオバハンなわけです(笑) にもかかわらず、リッキーさんに会えた嬉しさで頭がいっぱいになり、客観的観点をなくしていたこのときの私は、自己紹介もなしにいきなり名刺を差し出して「悠冴紀です」とだけ名乗ると、早速怒涛のようにサメ話をしまくり、頼まれもしないのに我が物顔でスマスイ案内をし始めたのでしたw

▲イリエワニのジュリアちゃんの餌やりショー

今振り返ると、「どこにでもいるよな~、公共の施設だというのに、勝手にその場の主みたいな顔をして案内したがる困ったオバチャンやオッサンがw」という典型例になってしまっていました(苦笑) しかもその後、なりゆきで一日中リッキーさんについて回り(←ストーカーかヾ(-"-))、16時過ぎぐらい(?)までみっちりご一緒してしまいました💦 リッキーさん、注目のユーチューバーだけあって、語るネタを豊富を持った気さくで饒舌で活舌の良い人物で、一緒にいるととにかく楽しいので、なんだか離れがたかったんです 💦

活動の方向性自体が、思考停止が招く様々なリスクや実害を踏まえて、人々が盲目的に良かれと信じている事柄や、普段当たり前意識で何気なく見すごしてしまっている事柄などに、あえて疑問を投げかける向き(←私が小説等を通してやろうとしていることに限りなく近い基本姿勢)なので、周りにその未来への警告者としての意図・真意が理解されず、むやみに敵を作ろうと喧嘩を吹っ掛けているだけであるかのように不当な誤解をされがちな立場ですが、実際のリッキーさんは、私の想像通りの柔軟な知性を内包した魅力的な人物で、愛すべきサメ愛好家仲間の一人。全国の鮫ファンの今後の牽引役として活躍し続けてほしい有力な若手だと、改めて強く感じられました♪

そんなリッキーさんのHPはこちら▼

是非応援してあげてください (^_-)-☆

リッキーさんのHP
 

全国の鮫ファンが、各地から一斉にスマスイに押し寄せてきたと思われるアオザメ騒動で、運良くリッキーさんに巡り合えた日から ほんの6日後の12日には、私は久方ぶりの鮫イベント、関西鮫好きの会の集まりに参加するため、またもやスマスイを訪れていました。もちろん、この日もやはりアオザメの姿はなく、お馴染みのメンバーでゆるゆるスマスイ見物をして回るだけに終わりましたけどね。まあ、この関西メンバーでの鮫会は、我らが鮫会選任博士のFさん(←北海道大学水産学部の学生さんですが、すでに有名博士も真っ青な知識量と落ち着きです!)の帰省に合わせて開催されていて、最近ではすっかり「Fさんを囲む会」と化しているんですけどね (^^;) だから「イベント」と言いつつ、鮫の解体ショーや鮫肉試食会や講演会といった特別なものがなくても、Fさんさえいればメンバーが集まります。ようするに、私自身を含め皆、Fさんに会いたいんです(笑)

※ リッキーさんとご一緒させていただいた日を含め、

 今年に入ってから撮影してきたスマスイのフォトアルバムはこちら ⇒ 📷

(自分が写真写り悪くてウォンテッドな顔になりがちなので、皆で写した記念写真はあえて載せていません m(_ _)m)

ところで、ちょっとした予告ですが、3月には、主に関東方面でイベント開催されている 日本で一人のシャーク・ジャーナリスト、沼口麻子さんが主催するイベントにも参加する予定ですので、そちらの報告もお楽しみに (^_-)-☆ なんと、会場は私の行きつけの鮫BARGRAND SHARKin 三宮です!!

(※ ちなみに、沼口さんはリッキーさんと並んで、私が鮫繋がりの人の中で会いたいと思っていた人トップ3の一人です。最近テレビを含め様々なメディアに出演されていて、一途にサメを追いかけるその活動は日本全国に留まらず世界中にわたっています。昨年5月にはほぼ命がけサメ図鑑という著書を出版されていて、飛ぶように売れた実績があります。興味ある方は、そちらも是非チェックしてみてくださいね (^_-)-☆)

そんなこんなで、めちゃめちゃ長たらしくなってしまった久々のスマスイ日記でした~m(_ _)m

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