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  • 悠冴紀

滋賀県~野洲へ


最近すっかり日の入りが早くなり、冬っぽくなってきましたねーw

いつまでも水族三昧な夏気分が抜けず、薄着で出歩いている私は、 コート姿で行き交う人たちの間で、ちょっと浮いてしまっています(笑) そんなわけで、毎度ながらこのブログにも、

実際に行った日からずいぶん遅れて、ちょいと季節外れな日記をUPしますm(_ _)m 紅葉には一足早く、まだまだ辺りが晩夏の深緑に包まれていた10月前半、 幼馴染の旧友に会うべく滋賀県の野洲へと行って参りました 🚙 🚈 🚌 予定では、友人の車で、道々琵琶湖沿いのゆったりとした風景を眺めながら、バラ園を訪れる予定でした 🌹 しかーしっ!! Σ( ̄ロ ̄lll) ななんと、道に迷いつつ やっとのことでバラ園に

たどり着いたとき、門前にデカデカと「定休日」の看板が!!!   

滋賀県野洲のバラ画像

そうなんです。 ここにUPしているバラ画像☝は、実は目的のバラ園のものではないんですよw ああいう施設は大抵月曜日が定休日だから大丈夫、と思い込んでいた友人と、地元っ子が案内してくれるからには、定休日かどうかくらい知ってのことだろう、と安心しきっていた私とで、開いてもいない火曜日のバラ園へと行ってしまったものですから(恥) 事前に調べておくべきでした、定休日ぐらい。。。(;一_一) それで急きょ方向転換して目指すことになったのが、……山です▼

滋賀県野洲の近江富士

友人が「ここまで来たからには、とにかくこの付近で行けるところに行こう!」と、スマホで検索して見つかった最寄りのスポットがこの山でして、別に天川村みたいに鍾乳洞やトロッコがあって観光要所と化している、とかいうわけでもなく、変哲もないありふれた山なんですがA^_^;、ふもとには、小中学校のレクリエーションの際に集合場所として使えそうな建物や、飯盒炊さんやバーベキューのできる野外の設備、また地味にいくつかウッディな遊具が置いてある広場や、何げに可愛らしくて味のあるロッジ(ペンション???)などもあって、駐車場もちゃんとありました。 ようするに、典型的な青少年向けの野外体験学習用スポットなわけですが、実はここ、なだらかな稜線を描くその美しいシルエットから『近江富士』とも呼ばれていて、古くは古事記や和歌にも登場してくるかの三上山です。なので一応、検索には引っ掛かるわけです、ハイA^_^; ただ、山がちな地域で育った友人や私に言わせると、他と比べて何がそう特別なのか全然わからない、本っ当にどこにでもある普通~~~の山、という印象でしたが。。。(;^_^A

滋賀県野洲のバラ(赤)
バラ画像(黄)
休憩所?
 

ここに来て収獲だったのは、ふもとの施設から道を一本隔てた向かい側に、

思いがけずバラ園的なところがあったことです!!

植物園とまでは言えないまでも、季節の花々が見られるコーナーがあったんですよ♪ 本格的なバラ園に比べると種類が少なく、開花しているのは僅かでしたが、おかげでどうにか数枚いい写真は撮れました(^^;) それにしても、

カメラというのは不思議なもので、全体には淋しいくらい過疎っていても、一輪一輪大写しにすると、さも満開だったかのように見えるんですよね A^_^; 帰宅後写真を確認するうち、だんだんと実際以上にたくさんのバラを見られたような満足感が出てきて、バラ園不発の虚しさを吹き飛ばしてくれました(笑)

このあと、程なくここを離れて山に戻った私たちは、せっかく来たからには登ってみるか!という話になり、思いがけず登山に挑戦するハメになりました(笑) 登山といっても、初級者コース、中級コース、上級コース、と3パターンの道順があるようなので、初級者用の道をゆるゆると歩いて、早めの秋を探そうじゃないか、という話だったんです。元々そんなトレッキングじみたハードなことをする予定ではありませんでしたから、私たち二人とも、何の装備もなく平地歩行用の靴や服でしたしね。 しかーし、しかーし!!! ここでまた思わぬハプニングがっ!! 大雑把な性格のせいか、天性の方向オンチなのか、

スタート地点でちゃんと地図を確認して、初級者コースを歩いているつもりだった私たちは、気付けばいつの間にか中級者向けのコースや上級者向けのコースに迷い込んでいて、モデルコースとは全然違うところをウロウロしていたのです A^_^; 迷子というよりは器用に蛇行登山していたというか何というか……汗 ちなみに、下の写真▼は、途中で初級者コースに戻る際の目印として役立った天狗岩。どこがどう天狗に見えるのだか微妙~なところですが、時折タヌキに化かされたように紛らわしい分かれ道や獣道が現れるせいで、自分たちが本当に地図に記載されていた道にいるのかどうかわからず、真剣に不安になっていた私たちには、こういうわかりやすい目印の存在は大いに助かりました A^_^;

近江富士の天狗岩(滋賀県)

この山登りは、真剣にサバイバルでしたね(^^;) ゲームなんかじゃない、本物のハラハラ・ドキドキ:(;゙゚''ω゚''): 日暮れも近い時間帯だったので、このまま遭難するんじゃないかという不安が常に付きまとい、道々「ここ、ひょっとして毒ヘビが出るのでは???」とか「イノシシの一匹ぐらい出てきそうな険しさだなw」とか、色んな想像をしてしまいました(滝汗) 田舎を離れて久しいため、すっかり忘れかけていた野生児時代の生存本能が甦り、色んな意味で童心に帰れましたよ、ハイ(苦笑) 「そういえば私、昔はずっとこんなだったんだ。毎日が冒険で、ただ綺麗なだけではない、人間なんかには敵わない圧倒的な力と不気味さを秘めた険し~い大自然の中で、今よりもずっと危機意識や緊張感を持って、ハードに駆け回りながら周囲の緑と一体化して暮らしていたはず」 自分の奥底の深~いところに眠っていたそんな旧い記憶を新たにして、無事ふもとに戻ってきたのでした。。。A^_^; 何げに貴重な体験になりましたよ、ホントにw こんな不安、こんな怖さ、こんな緊張感、すっかり忘れてしまっていました。大人な落ち着きなどというものを通り越して、感情に抑揚がなくなりつつあった今この歳だからこそ、導かれた。そんな気もしています。大自然による再教育というか何というか……。とにかく行って良かった。心の錆びを見事に落として原点に立ち返り、どこかの時点に置き忘れていた自分の断片を取り戻せましたf^_^; それも、昔の自分を知っている幼馴染の旧友と行けたのが、一段と効果的でしたね♪

近江富士のふるさと館

ところで、上の建物▲は、この山のふもとにあったふるさと館です。 道の駅みたいに地元の野菜とかお土産とかが販売してあったり、レストランかカフェがあったり……というのを期待していたんですが、これぞまさに小中学生のレクリエーション用の施設、という感じで、そんな気の利いたものは一切ありませんでした(;一_一) でもそこがまた童心をくすぐるというか、昔懐かしい感じがして良かったんですよね、今回に限っては。 団体予約の入ったときだけ食事提供があるものと見られる、内装だけお食事処っぽい無人の部屋も、出入り自由だけど普段は何のサービスもない休憩処っぽいスペースも、何から何まで手作り感満点のウッディな空間。そういや子供の頃、こんな感じのところで野外体験学習をした覚えがあるな~と、懐かしい思いでいっぱいになりました。 ちなみにこのふるさと館、 山の上から見たときには、こんな感じでした▼

近江富士のふるさと館 遠景

こうして見ると、なにやらジュラシック・パークの施設みたいですね(笑) USJのジュラシックZONEにも、これに似た建物があったような。。。 ま、一見ジャングルのようでも、さすがにこの山に恐竜はいませんでしたけどね A^_^; さて、 では最後に、お昼に立ち寄ったオススメのお食事処を紹介して、 今回の日記の締めくくりといたしませう( ^^) _📝 下の画像▼をご覧ください。 これはSPOON GARDEN RESTAURANTというお店のせいろ蒸しセット。色んなせいろセットがあったんですが、鳥羽のプリプリしたサーモンの美味しさが忘れられずにいた私は、サーモンのせいろ蒸しを注文。それが大正解でした!!

サーモンのせいろ蒸し SPOON GARDEN RESTAURANT
せいろ蒸し 野菜

 

調味料の濃い味付けに頼らず、素材の風味をそのまま生かした、自然派志向の香り高~いホクホクのせいろ蒸しで、好みに応じて塩や醤油やポン酢を付けて食べるこのヘルシーなランチセット。最近濃い味付けやパンチのきいたスパイシーなものばかり食べていた私には、かえって新鮮でした!! こういう食事の良さを思い出せば、ジャンク・フードを食べる手が止まるだろうなという、これまた童心に帰る……いや、野生児魂を取り戻せるようなひと時で、ここを紹介してくれた旧友に改めて「ありがとう」と言いたくなりましたね♪♪ なんという健全な一日でせう しかもこのお店、 多種多様なハーブティーやフレーバーティーを提供していて、紅茶揃えの良さでも定評があるんですが、なんとその紅茶を、席についている間中せっせと注ぎにきてくれて、頼まずとも色んな味を試させてくれるんです! 別にドリンクバーとか別途お金がかかるわけでもなし、1時間以内だとか食事中だけとかいう制限があるわけでもなく、気兼ねなく長居しながら次から次へと珍しい紅茶を味わえるのですから、実に気の利いたサービスです👍 私、紅茶好きの珈琲好きだから、ここは是非また行きたいですね♪ 帰りがけに、紅茶のティーパックBOXセットを一つ、お土産に購入してきました。 休日ごとに、あそこのせいろ蒸しを思い出しながらまったりと味わっています♪ いいところが見つかって良かった(*^^*)


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