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  • 悠冴紀

鶴見緑地公園~咲くやこの花館篇


咲くやこの花館のフラワーホール

何やら今の季節に似合わない南国のリゾートっぽい画像↑で滑り出しましたが、

ここは南国ではなく、元花博で知られる鶴見緑地公園の敷地内にある、

『咲くやこの花館』の中心、フラワーホールです。 熱帯から極地圏まで、世界中の色んな植物を育てているここ『咲くやこの花館』。 奇怪な姿の食虫植物や、ハスやサボテンや高山植物など、 本当に色々な植物が見られましたよ💮👍 見どころが多すぎて、ここと公園全体を巡るのに、一日では足りないなと感じたほどです A^_^;

あれやこれやと撮影するうち、アッという間に日が暮れて、気付けば閉園時間が来てしまっていました(汗)

クロユリ(咲くやこの花館)

上の愛らしい黒い花▲は、クロユリ これ、私は初めてお目にかかりました。 こんなカラスのような黒い色の花って、珍しいですね。 ただ、見た目は可愛いんですが、説明書きを読んだとき、思わず吹いてしまいました。この花には多くの伝説があって、意中の人にこの花を贈り、相手が手に取ってくれれば結ばれる、などという言い伝えもあり、恋の花と見なされる一方で、花の放つ悪臭のために、近づいて臭いを嗅ぐと幻滅されるかも、というオチがついているのです(笑) 少女シュミな恋の伝説だけで終わっていたら、私のようなヒネた人間はちょいと引いてしまうのですが、現実臭~いオチ付きなのがツボに入って、すっかり気に入ってしまいました A^_^; やっぱりいいッスねー、非正統派の黒い花って(笑) ←何かにつけて異端シュミw

ラフレシアの標本(咲くやこの花館)

そうそう!! 悪臭を放つ異端の花と言えば、 かのラフレシア(左上)▲もありましたよ\(◎o◎)/!!! とは言え、標本だけの展示でしたけどね。 咲いている姿を生で見る機会なんて、さすがにないでせうw ってか、標本だから臭い思いをせずに済んだんです(笑) こうして写真で見ると、 巨大なブローチみたいにも見えますね A^_^; こんなブローチ……ケバケバしすぎて、身につけたがる人は限られてくるでしょうけどw

青いケシの花(咲くやこの花館)

打って変わって妖精のような印象のある、この愛らしいブルーの花▲は、 高山植物のコーナーにあるケシの花です。 ケシというと、私なんぞはついつい「えっ、あの麻薬のケシ???汗」と思ってしまうのですが A^_^;、ケシにもやはり色々種類があるようで、栽培すること自体が違法に当たるケシや安全な品種など、様々なのでしょうね。 ま、いずれにせよ、 使い方を誤る人間の方が問題なのであって、花に罪はありませんw

黄胡蝶(咲くやこの花館)

今回個人的に嬉しかったのは、 彼岸花に似た感じの花にも出会えたことです。 上の黄色い花は、黄胡蝶(ピーコック・フラワー)です。 ヒガンバナ科ではないものの、この放射状の広がり具合が どことなく似ている気がして、写真に撮りまくってきました♪ カリブ海の西インド諸島原産だそうです。 カリブ海というと、私が一番会いたいサメ、ペレスメジロザメ(Caribian reef shark)もいることだし、死ぬまでに是非とも行ってみなくては、という気がしてきました( ´艸`)  自分好みのサメと花、両方会えたら一石二鳥です 🙌

ダイヤモンド・リリー(咲くやこの花館)
ヒガンバナ科のダイヤモンド・リリー(咲くやこの花館)

 

この二枚の写真▲は、ダイアモンド・リリー こちらは「リリー」と呼ばれていても、ユリではなく実はれっきとしたヒガンバナ科。

皆さんもご存じの赤い彼岸花はヒガンバナ科リコリス属で、学名はリコリス・ラディアータというんですが、このダイアモンド・リリーは、ヒガンバナ科ネリネ属です。『リコリス』がギリシャ神話の海の女神なら、『ネリネ』は水の女神から取ってきた名前なので、彼岸花の従姉妹といったところですね(^_-)-☆ 確かによく似ています。 妖艶な印象の彼岸花に比べると、全体に丸みがあって可愛らしい感じですが。 中国原産の彼岸花に対し、驚いたことに、こちらは南アフリカ原産です。 光が当たると花びらがラメを帯びているかのようにキラキラと輝くことから、ダイアモンド・リリーの名で親しまれ、最近では日本でも、園芸植物として人気が出てきているのだとか。 咲くやこの花館の入り口付近では、こんなオサレな花篭に飾られている姿も。。。▼

咲くやこの花館前の花々

盛りだくさんで、ゴージャスですね☆彡 彼岸花好きの私には、同じヒガンバナ科の花々が、雑草扱いで刈り取られたりせず、こんな風に大事にされているのを見るのは、素直に嬉しいことです♪ なんだかホッとしましたよ、ハイ ε-(´∀`*) さて、最後にご紹介するのは、月下美人です!!▼

姫月下美人(咲くやこの花館)
姫月下美人(咲くやこの花館)

 

これは姫月下美人といって、通常よりも小ぶりの花を咲かせる種なんですが、ご覧のように、一本の樹にワサワサといっぱい咲いていて、遠目に見ると まるで線香花火かクリスマス・ツリーのよう(笑) しかも、月下美人というと夜咲きサボテンのはずなのに、何故だか真昼間に咲いている!!(◎_◎;) (・・? ケシの花に安全なものとそうでないもの、色んな種類があるのと同様、月下美人にも色んなタイプがあって、明るい時間に開花する例外的な種もあるのかな~??? なんて想像していたんですが、帰宅後HPなどで調べてみると、どうやらスタッフが時間を調整して、昼間に来館者が見られるよう、開花時間をズラしているのだとか。 そういや、犯罪捜査系のTVドラマとかでも、勾留中の被疑者から自白を引き出す目的で、時間を少しずつズラして錯覚させる、というような話があったなぁ……なんて連想してしまった私です、ハイ A^_^; 照明の具合や温度調整などで、月下美人が昼間を夜だと勘違いするよう導いていったのでしょうね。外は寒~い冬の日本でも、温室の中ではいつも通りに咲いている南国の花々と同様に。 📷フォト・アルバムはこちら


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