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  • 悠冴紀

リコリス日記2018~万博記念公園篇


台風の名残で真夏のような暑さが戻ってきましたねーw

久々のこの暑さはけっこう身に応えるというか、体が不自然な変化に馴染めずにいますw

もう10月だというのに、8月のような気分に逆戻りしてしまっているそんな本日は、まさに今年の8月、真夏の炎天下で初めて訪れた万博記念公園の記事をお送りいたします。

え? 何故今頃かって?

暑くて真夏気分だから、というだけではありません。

そう。それなりに理由があって今このタイミングなんです(^_-)

実はこの2018年の8月9月、私はリコリスを求めてあちこちの公園や植物園へ走り回っていました。リコリスが見られる9月いっぱい、ギリギリの時期まで見て回り、あとでまとめて記事にしていこうと、はじめから決めていたのです。なので今、私の手元には色んなリコリス画像が溜まりに溜まっている状態です。整理するのが大変でしたが、ようやく皆様にご覧いただける段階になり、フォトアルバムなども一通りUPし終えました。

ちなみに、私の言うリコリスとは、欧米でお菓子に使われる甘草のリコリス(Licorice)ではなく、Lycorisと書く方の花々で、彼岸花のなかま(というか正確には皆さんご存知の紅い彼岸花は、そのリコリス属の一種)です。見た目はまさに彼岸花そのもので、白や黄、ピンクやオレンジや紫など、様々な色のものがあります。

HPのトップページにも書いているように、私と言えば鮫と彼岸花とベルギービール。3本の指に入るほどお気に入りのものです。過去に詩作品曼珠沙華』や『LYCORISをこのブログ上で公開し、その解説部分で、かつて自宅のバルコニーでリコリスの花々を育てていたこともある、という話をしましたが、うちのバルコニーが灼熱地獄なせいで、球根からすっかりダメになってしまったので、今ではこうしてリコリスを見られるスポットを探して観に行くほかありません。

とは言え、今年に限っては、ただ好きだから観に行く、というだけの理由ではありませんでした。

これまでにも折に触れてチラとお話してきましたが、いよいよリコリス愛を活かした新作小説を形にしようという取材目的もあったのです♪ うちのバルコニーでは育てたことのない種も作中に登場してくるので、実物をしかとこの目で見てこなくては、と。。。

ですが今年はこの通り、過去に例のないほどの目まぐるしいディザスターイヤー。リコリスの花々が次々に開花する8月9

月は、ひっきりなしに台風が発生して、植物園や公園にとっては試練の連続でした。ただでさえリコリスが見られるスポットは数限られているというのに、私が行く予定を立てていた植物園が、リコリス満開の時期に台風の影響で長らくの閉園状態に陥ってしまった、なんてこともあり、さんざんでしたw

それでも、そんな自然災害の合間を縫って、どうにか可能な範囲でリコリスの花々を観察・撮影して参りましたので、今年訪れることのできたリコリス・スポットを、これから数回にわたってこのブログ上でお伝えしていこうと思います(^_-)

まず、今年訪れた最初のリコリス・スポットは、8月初旬に訪れた六甲なのですが、皆様憶えていますか?▼

上にリンクを貼った過去日記のタイトルからもわかるように、このときの第一目的はナツズイセンというリコリスでした。何故リコリスなのにスイセン?と思われるでしょうが、単にスイセンに似ている気がするのでそう呼ばれるようになった、ということらしいです(;^_^A 鮫じゃないのに鮫と呼ばれるコバンザメとかシルバーシャークとかと同じですね ^^; しかもそれが、ちょうど彼岸と時期のかぶる涼しくなった頃に咲く紅い彼岸花(曼珠沙華)とは違い、真夏の暑い時期に咲くので、頭に『夏』がついてナツズイセンと呼ばれるようになったわけですが、学名はリコリス・スクアミゲラ。学名だとやっぱり、記憶しづらいですね 💦

万博記念公園のナツズイセン(リコリス・スクアミゲラ)

ま、呼び方はともかくとして、六甲を今年のリコリス取材 第一弾とするなら、第二弾がここ、万博記念公園です。上の画像をご覧ください☝ これが今年の8月20日、万博記念公園で撮影してきたピンク色のリコリス、ナツズイセンです。六甲のと同様、妖艶な紅い彼岸花(リコリス・ラジアータ)に比べると花びらが幅広で、淡いピンク色の可愛らしい花です。六甲ではまとまって群生しているのではなく、植物園内やオルゴールミュージアムの傍などに、パラパラと点在している感じだったのに対し、ここ万博記念公園では、毎年見事な群生が観られるとの情報を得て、思わず飛んで行きました!! ただし、私が行ったこの日は完全にフライングで、殆どが下の写真のような蕾の状態でした( ノД`)シクシク…▼

ナツズイセンの蕾(万博記念公園)8月20日

少しばかり焦りすぎたようです、ハイw

でも自分のスケジュールや台風の時期などを考えると、もうこのタイミングで行っておくしかなかったのですw むしろ「フライングでも、行けるうちに行っておいて正解だった 💨」という思いです。行くのが遅くて枯れてしまっているよりは、まだ「うん、うん、これからだね。頑張って開花するんだよ~♪」と応援したくなるような、可能性に満ち溢れた蕾の姿を見る方が、微笑ましい気分になれるというもの(笑) 一面の群生を目にするのは、来年の楽しみに取っておきましょう (^^;) (六甲みたいにオレンジのリコリス、キツネノカミソリも咲いてくれると尚嬉しいんですが……💦)

万博記念公園のナツズイセン2018年8月20日

この記事上に掲載している画像はすべて同日撮影した万博記念公園のナツズイセンの画像ですが、全体にはここの上の画像👆 のように、2分咲き程度の咲き具合でした。おそらく一週間後ぐらいに行けば、理想的な満開が観られただろうと思います(^^;) 見ごろの時期は気候によって毎年前後するものですが、来年こそはきっと!!

それはそうと、下の美味しそうな画像☟は何かと言いますと、帰りに公園のすぐ傍にあるららぽーとエキスポで食べたサンデーの写真です 🍨 この日は本当に暑かったんです!!💦 台風の前だか後だかで風が強かったので、「予報では曇りだし、この風のおかげで多少涼しく過ごせるだろう♪」と楽観していたら、途中から予想外のピーカンになってきた上に、風のせいで、公園に到着するなり日傘が裏返ってしまい、真夏日の炎天下で無防備に陽射しに焼かれながらウロウロするハメになってしまいましたw 猛暑自体が災害指定をされるほどの年の8月に、クソ暑い思いをして広い園内を探し回り、やっとのことで見つけた目当ての花、ナツズイセンは、2分咲き……いや、殆ど1分咲きといっていい程度の咲き具合だった、ということで、いわば腹いせのヤケ食いみたいなもんです、ハイ σ(^▽^;) (←写真に撮ってきたのは、これでも比較的によく咲いていた箇所であって、他は殆どが蕾の状態だったり、土からひょっこり出てきたばかりで、茎も伸びきっていない状態でしたからw)

サンデー
万博記念公園のナツズイセン

 

でもこれが、すごく美味しかった!!

カフェの類いがどこも満席で入れなかったので、ハンバーガーの専門店っぽいところに立ち寄って、このサンデーとポテトだけをオーダーしたのですが、下手にそこらのカフェで食べるより美味でしたよ 😋 あまりの暑さに参ってしまい、私が公園内にいたのは僅か1時間程度だったのですが、このサンデーのおかげで、厳しい暑さも許せてしまいました♪ 短い時間でも目的の花には出会えたし、今年のうちに群生は観られなくても、ナツズイセンの咲くスポットが公園内のどのあたりかは、しかと覚えてきましたしね♪ (※ 公園内でも、自然文化園の国立民族学博物館の裏手、桜の流れ付近です。開花するまでは、一見何もないように見えるので、蕾だけの時期に探し当てるのは至難の業ですが (;^_^A)

来年こそはナツズイセンの群生画像をお届けしますので、皆様もお楽しみに!!

そして次のリコリス・レポートもお楽しみに (^_-)-☆

手元に今年のリコリス画像が、まだまだいっぱいありますよ ( ´艸`)

フォトアルバムはこちら▼

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