悠冴紀2016年2月23日JANUS許せないのに 想っている 恨みながら 感謝している 突き放しながら 案じている 男でも女でもない架空の生き物のような 恋心も持たない乾いた人間だった私には 君との繋がりが 神聖だった あまりにも 私の人格は二つに分裂してしまった 君が私を引き裂いた 信じていないのに 受け入
悠冴紀2016年2月10日君に贈るもの君に届けたい曲がたくさんある 君のその耳でこそ聴いてもらいたい曲が 君に届けたい言葉がたくさんある 君のその眼でこそ なぞってもらいたい言葉が 君のその感性 その受け取り方が 私はずっと好きだった 君の良質の反応一つ一つが 私を育て 磨き上げた だがすべては遠い過去 君が私
悠冴紀2016年2月5日君の道 私の道本来なら私達は誰より多くを共有できる 真の友になれるはずだった あの事件を機に2つに別れた 君の道 私の道 君のその道には今 何が見える? 激しく いがみ合い 激しく 罵り合い 各々の悪夢へと帰っていった 11歳の幼い胸に 同じ孤独を抱えたまま 君の
悠冴紀2016年2月4日自由の代価何人の人間が知っているだろう 自由とは完全なる孤立 誰にも何も求められなくなったあとの 真の孤独を意味すると 何人の人間が知っているだろう 自由とは責任ある選択の連続 誰の導きも 何の保障もない 日々手探りの道なき道のことだと 自由を求めて闘うとき ...